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『シャイニング』女優、精神病に苦しむ衝撃の今が公開…「ぞっとするほど残酷」非難殺到

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シェリー・デュヴァルの過去と現在の姿(画像はトーク番組「ドクター・フィル・ショー」公式Twitterのスクリーンショット)
シェリー・デュヴァルの過去と現在の姿(画像はトーク番組「ドクター・フィル・ショー」公式Twitterのスクリーンショット)

 名作ホラー『シャイニング』などの女優シェリー・デュヴァル(67)が、“ドクター・フィル”の愛称で親しまれている人気心理学者フィル・マグローがホストを務めるトーク番組「ドクター・フィル・ショー」に出演。その回はまだ放送を迎えていないにもかかわらず、予告映像を見た人々から、精神病に苦しんでいるシェリーを見世物にしているとして、Twitter上で猛烈なバッシングを受けている。

『シャイニング』のシェリー【画像】

 現地時間18日放送予定の「ドクター・フィル・ショー」では、シェリーをゲストに迎え、彼女が闘っている精神病について、フィルがインタビューを行った。しかし、その番組内容は、「明らかに精神疾患のある人を見世物にしている」として強い非難を受けることとなった。

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 その映像では、2002年に全米公開された『マンナ・フロム・ヘヴン(原題) / Manna from Heaven』(日本未公開)以降、表舞台から退いていたシェリーの姿が映し出される。「わたしはひどく病んでいるの。助けが必要なのよ」とシェリーが話せば、「だから僕がここにいるんですよ」と答えるフィル。そして、『ポパイ』で共演した故ロビン・ウィリアムズさんについて「私はロビン・ウィリアムズが好きよ。彼が死んだとは思っていないの。彼は姿を変えているだけなのよ」と語ったり、「私の命を脅かしている男は、ノッティンガムの保安官」といった突飛な発言までも飛び出す。

 そんなシェリーの姿を目にした人々はTwitter上で、「シェリー・デュヴァルが精神病と闘っていると聞いてとても悲しい。でも何より、そんな彼女をネタにしているドクター・フィルには強い嫌悪感しかない」「シェリー・デュヴァルを利用しているドクター・フィルは恥ずべき。誰かの心の病は決してエンターテイメントなどではない」などと非難のツイート。

 『シャイニング』でメガホンを取ったスタンリー・キューブリックの娘ヴィヴィアン・キューブリックも、ドクター・フィル宛てに長文を投稿。そこには「あなたは精神病により不憫な状況にあるシェリー・デュヴァルを見世物にしています。疑いなく、それは恐ろしく、搾取的なエンターテイメントと言えるでしょう。ぞっとするほど残酷です」とつづられており、最後に「完全なる嫌悪感に身が縮む思いです。他の人たちが私に賛同して、心無いエンターテイメント番組をボイコットすることを望んでいます」と訴えていた。女優のミア・ファローも「ドクター・フィルは恥を知りなさい。もし良識のカケラでもあるなら、人々に愛され才能豊かな女優シェリー・デュヴァルを見世物にするような番組を放送すべきでない」と批判している。(編集部・石神恵美子)

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