スティーヴン・キング原作『サンキュー、チャック』は今年ベスト級!『ショーシャンクの空に』の系譜に連なる感動作
提供:ギャガ 松竹

スティーヴン・キングの珠玉の中編小説を『アベンジャーズ』のトム・ヒドルストン、『スター・ウォーズ』のマーク・ハミルら豪華キャストで映画化した『サンキュー、チャック』が、いよいよ5月1日に日本公開を迎えます。ホラーの帝王として名高いキングですが、本作は『ショーシャンクの空に』『スタンド・バイ・ミー』『グリーンマイル』に代表される“感動の方のキング”です。
審美眼に定評のあるトロント国際映画祭で『ラ・ラ・ランド』『スリー・ビルボード』『グリーンブック』などと同じ最高賞の観客賞を受賞しただけあり、そのクオリティーにはお墨付き! 謎解きミステリーの要素で引き付けつつ、待ち受けるのはまばゆいばかりの人生賛歌という、人生観を変え得る力を持った、今年ベスト級の感動作の魅力をご紹介します。(編集部・市川遥)
スティーヴン・キング原作映画の新たな名作が誕生!
スティーヴン・キング原作の映画といえば、『シャイニング』『ミザリー』『キャリー』『ミスト』『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』などその恐ろしさが語り草になるホラーがやはり多いものの、特に名作ぞろいなのが“感動の方のキング”。『サンキュー、チャック』は、今なお人々の“生涯ベスト映画”にランクインすることが多い『ショーシャンクの空に』『スタンド・バイ・ミー』『グリーンマイル』の系譜に連なる珠玉の感動作です。
手掛けたのは、過去にも『ジェラルドのゲーム』『ドクター・スリープ』とキング作品を映画化し、現在も「キャリー」のドラマ化や『ミスト』の再映画化を進めているマイク・フラナガン監督。キングから出版前の『サンキュー、チャック』の原作を送られて読み、「読んでいる間ずっと涙が止まらなかった」と大いに心を揺さぶられて映画化を志願しました。キング作品への造詣が深く、キング本人からも信頼されるフラナガン監督はこうして、数多あるキングの映画化作品の中でもトップクラスの名作を生み出すことになったのです。
逆行する物語がすごい!知的好奇心がくすぐられ感動が倍増
本作がユニークなのは、原作小説と同様に、第三章から始まって第二章、第一章とさかのぼる形で展開していくその構成です。
第三章の舞台は、恐ろしい自然災害が続き、終末を迎えつつあるらしい世界。来たる終わりにおののきながらもそれぞれに終活を始める人々は、いつの間にか街中が「チャールズ・クランツに感謝します。素晴らしい39年間に、ありがとう、チャック」という“謎の会計士チャック(トム・ヒドルストン)”の引退を祝う看板だらけになり、テレビCMまで始まっていることに気付きます。
この妙に浮世離れした謎に冒頭から知的好奇心はくすぐられまくりで、気付けば『サンキュー、チャック』の世界に夢中になっていることは必至。次の展開が読めないからこそセリフの一言一句に耳を澄まし、映し出されるビジュアルから手掛かりを得ようとどんどん前のめりになってしまうのです。
実際、その伏線は見事なまでに美しく張り巡らされており、第三章、第二章、第一章それぞれのセリフとシーンが重なり合って謎が解き明かされていく過程に身を浸すのは、まさに極上の映画体験といえるでしょう。
なぜ世界は終わろうとしていて、チャックの何が特別なのか? その謎が明らかになる時、ちっぽけな一人の人間がいかに奥深い存在であるか、そして避けられない死で終わるにしても人生には確かに喜びが存在することをたたえる人生賛歌としての本作の真の姿が立ち現われ、深い感動が押し寄せます。
トム・ヒドルストンが5分踊り続ける!映画史に残る名場面
そんな人生の喜びを極めて映画的に表現したのが、チャック役のトム・ヒドルストンが約5分にわたって踊り続ける圧巻のダンスシーンです。スーツを着て通勤カバンを持ち、疲れた顔で歩いていたチャックは、大道芸人が叩くドラムのリズムに引き寄せられるように足を止めることに。カバンを地面に下ろし、控えめに腰でリズムを取り始めたかと思いきや、振り付けはどんどん大きくなっていき、最終的には周囲にまで熱気が伝染する華麗なダンスを披露!
約6週間のレッスンでジャズ、スウィング、チャチャ、チャールストン、ボサノヴァ、ポルカ、そしてムーンウォークまであらゆるジャンルのダンスの動きを学び、ハリウッド・ミュージカルの黄金期を象徴するフレッド&ジンジャー、ジーン・ケリーのダンス映像にどっぷり浸って撮影に臨んだというトム。
振付師は『ラ・ラ・ランド』のマンディ・ムーアで、チャックの喜びが熱波のように伝わって来るダンスシーンには自然と口角が上がり、思わずリズムを取りたくなってしまうことは請け合いです。絶対に映画館の大スクリーンで体感しておきたい、映画史に残る名場面となっています。
映画的な魅力に満ちながら、一人の人間に内在する無限の可能性と、人生に喜びをもたらす瞬間に心を開くことの大切さを優しく教えてくれる本作は、まさに今年ベスト級の感動作! 自分の生き方を見つめ直すきっかけにすらなるような、いつまでも心に残る大切な一作となるはずです。
映画『サンキュー、チャック』は5月1日(金)新宿ピカデリー他全国ロードショー
公式サイト 上映劇場
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