榮倉奈々、出産後初の公の場で変わらぬスタイル！

　女優の榮倉奈々が26日、代官山のイベントスペースで行われた「adidas Special MeCAMP with Nana Eikura」に出席、今年6月に第一子を出産して以来、初の公の場となったが、以前と変わらぬスタイルの良さで会場を魅了した。

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　スポーツブランド「アディダス」が展開する「adidas MeCAMP」とは、あらゆるスポーツプログラムを体験し、新しいスポーツライフを提供する、女性向けのマルチスポーツコミュニティーのこと。そのスペシャルプログラムとなるこの日のイベントには、アディダスのトレーニングアンバサダーを務める女優の榮倉が登場することとなった。

　グレーを基調としたトレーニングウエア姿で登場した榮倉は、およそ95分、一般参加者とともにトレーニングを体験。「疲れましたね～！　疲労感で、このまま寝たらぐっすり寝られそう」と心地よい疲労感を抱いている様子の榮倉は、「すごく新鮮で、いい刺激になりました。やはりトレーニングを日常に取り入れていくことがわたしの目標。マンネリ化したり、作業のようになったりしてしまうのは違うなと思っていて。だからこういう気持ちがいい環境で、同じ目標を持つ皆さんと同じトレーニングをするのは新鮮だし、トレーニングの楽しさをあらためて考える機会となったと思います」と充実した表情を見せた。

　さらに「子どもを産んで、環境が変わりました。今まではほぼ100％自分だったのが、誰かのために時間を使うようになって。なかなかトレーニングをやる時間がないなと思って。ちょっとだけストレスを感じたことがありました」と正直な思いを吐露した榮倉は、「でも、それって違うなと思ったんです。それは日常になじんでいないんだなと。今までは撮影があって、これができるようになりたい、というような目標の定め方だったんですけど、今はもうちょっとゆるくというか。日常になじむような、ストレスに思わないような距離感を見つけることが目標になっていますね」と笑顔を見せた。

　食事について質問されると、「食事に気を使っているといわれると心苦しくて。欲に負ける時もあるし、甘いものが好きだし。ただ毎日、口にするもの、ご飯とか調味料とか、そういうものはより良くしたいなというのがあります」と返答。「今は健康ブームなので、いろんな情報が入ってくるので、分からなくなってくる。だから一回原点に戻ろうという気持ちになって。漬物、みそ汁、焼き魚など、母親やおばあちゃんが食べていたような食べ物を思い出して、そこに注目しています。それにプラスアルファして、好きなものを食べようと思っています」と続けた。

　そんな榮倉のおすすめは「寝かせ玄米」だという。「もちもちしていて、ちょっともち米っぽいというか、香ばしい感じがして、わたしは好きです。コーチにおすすめされて調べたところ、栄養素が白米よりもすごく高くて、ビタミンやミネラルなど、栄養素がたくさん入っていて。でもいろんな流派（の寝かせ玄米）があるらしいんで、いろいろと調べて自分に合ったものを取り入れた方がいいと思います」とアドバイス。さらに「トレーニング後、30分以内にたんぱく質をとった方がいい、というのは守っています。なるべく良質で、栄養豊富なものを食べ過ぎない程度に。でもいっぱい食べたいんだよね～」と参加者に気さくに呼びかけて、会場を沸かせた。（取材・文：壬生智裕）