「マインクラフト」映画化、監督が降板 公開日も変更へ
米ワーナー・ブラザースが製作を進める大人気ゲーム「Minecraft(マインクラフト)」の実写映画化から、監督・共同脚本を担当するロブ・マケルヘニーが降板したと The Wrap が独占で報じている。監督降板を受けて、全米公開日も当初の2019年5月24日から変更となる可能性が出てきている。
Minecraftは、ブロックでできた世界を舞台に、さまざまな材料をもとにアイテムを製作したり、冒険することができるゲーム。2011年にスウェーデンのゲーム会社 Mojang AB が発表して以降、PlayStation(R)4やスマートフォンなどのハードにも移植され世界中で大ヒットを記録。日本でも「マイクラ」の名称で親しまれており、YouTubeのゲーム実況動画などが話題を呼んでいる。
監督・共同脚本を降板したマケルヘニーは、同サイトに対して「あれ(実写映画化)は起こらない」とコメント。降板について、具体的な理由は明かしていない。米ワーナーは、新たな脚本家として、監督しても活躍するアーロン・ニー&アダム・ニー兄弟を起用。既に『ワンダーウーマン』のジェイソン・フックスが執筆していた脚本に加筆する形ではなく、新たに脚本を作り直すという。
ニー兄弟は、現代で大人になったトム・ソーヤーを描くコメディー映画『トム・ソーヤーの盗賊団』(2015)の監督・脚本を担当。今後の監督作品として人気玩具を実写映画化した『マスターズ・オブ・ザ・ユニバース(原題)/ Masters of the Universe』(2019年12月18日全米公開予定)が控えている。
本作は『LEGO(R)ムービー』を手掛けたロイ・リーがプロデューサーとして参加しており、海外ドラマ「ザ・オフィス」などで知られるスティーヴ・カレルが出演交渉に入っていた。(編集部・倉本拓弥)