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ナレーション反響の伊藤沙莉「大豆田とわ子と三人の元夫」は「かゆいところに手が届く感じに」

伊藤沙莉
伊藤沙莉

 松たか子主演のドラマ「大豆田とわ子と三人の元夫」(毎週火曜夜9時~)初回で、ナレーションとして登場するサプライズで沸かせた伊藤沙莉が、念願の坂元裕二脚本作品でナレーションを務めた心境を語った。

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 本作は、バツ3の社長・大豆田とわ子(松)が、3人の元夫(岡田将生角田晃広松田龍平)に振りまわされながら幸せを探し求めるさまを描くロマンチックコメディー。ドラマ「最高の離婚」(2013)、「カルテット」(2017)などラブストーリーの名手として知られ、現在映画『花束みたいな恋をした』が大ヒット中の坂元裕二がオリジナル脚本を手掛けた。

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 初回では冒頭、とわ子の登場シーンで「これ、歩いている大豆田とわ子」とナレーションが流れると、早くも伊藤の声に気づいた視聴者から驚きの声があがり、「伊藤沙莉」がTwitterのトレンドワードにも名を連ねるなど、大きな反響を呼んだ。伊藤にとって、坂元脚本作品への出演は2007年放送の「わたしたちの教科書」(フジテレビ系)以来となり、放送翌日には自身のInstagramで「やっっっっっっと言える!!サプライズでございます」と喜びを語っていた。

 ドラマでは伊藤のナレーションが、とわ子の心情やシチュエーションを説明する役割を担っているが、伊藤はナレーションのオファーを受けたときの感想を以下のように話している。「台本の時点で声を出して笑っていましたし、なんだか気付いたら心があたたかくなっている作品だなぁと思いました。中学生の頃、一度だけ学園モノの生徒役で出演させていただいて以来の、念願の坂元裕二さんの作品で、オファーしていただいた時は、一ファンとしては作品に携わることができるということが幸福すぎて叫びました。今は連載を待っているようなワクワクした気持ちで、台本がくるのを毎回楽しみにしています」

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 ナレーションで心がけたこととして「作品(登場人物など)と視聴者さんの間にいられたらいいなと思っています」という伊藤。「もちろん存在として作品寄りではありますが、ナレーションのセリフも、せっかくおかしみのある、時にあたたかい言葉をいただいたからには、そういう空気を大切にしつつ、かゆいところに手が届く感じになるといいなと密かに思っています」と続ける。

 本作に登場する個性豊かな登場人物たちについて、伊藤は「本当に選べないくらいみんな好き」「本当に愛(いと)おしいキャラクターばかり」としながら「やっぱりとわ子には共感することが多い」と言い、「1話の口内炎の件とかは、『ある。本当にある。そういうこと』って感じでした」と、いとこの結婚式に出席したとわ子がお祝いをしている最中に口内炎ができていることに気づくシーンを挙げている。

 第2話では、とわ子の3人の元夫たちが一堂に会したのちの展開に。元夫たちと各々の女性たち(石橋菜津美瀧内公美石橋静河)との交流が描かれ、どういうわけか、とわ子が娘の唄(豊嶋花)や元夫たちの目の前でパトカーに乗せられ、警察に連れていかれる羽目になる。(編集部・石井百合子)

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