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『ナイル殺人事件』初登場1位!

全米ボックスオフィス考

『ナイル殺人事件』首位デビュー
『ナイル殺人事件』首位デビュー - (c)2022 20th Century Studios. All rights reserved

 先週末(2月11日~2月13日)の全米ボックスオフィスランキングが発表され、映画『ナイル殺人事件』が興行収入1,289万1,123ドル(約15億円)で初登場1位に輝いた。(数字は Box Office Mojo調べ、1ドル115円計算)

【画像】美しきキャストがずらり『ナイル殺人事件』

 『ナイル殺人事件』は、アガサ・クリスティの推理小説を『オリエント急行殺人事件』に続きケネス・ブラナーが監督・主演を務めて映画化した作品。エジプトのナイル川をめぐるクルーズ船を舞台に、名探偵ポアロが密室殺人の解明に挑む。出演はガル・ガドットアーミー・ハマーアネット・ベニングなど。2017年の前作『オリエント急行殺人事件』のオープニング興収2,868万1,472ドル(約33億円)には及ばないが、首位デビューには十分な数字を稼ぎ出した。

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 米国最大のスポーツイベント・スーパーボウルが開催された週末とあって、映画館へ足を運ぶ人は少なかったよう。ジェニファー・ロペス主演ロマコメ『マリー・ミー』は興収794万9,980ドル(約9億円)で3位デビュー、リーアム・ニーソン主演アクション『ブラックライト(原題) / Blacklight』は興収350万2,475ドル(4億円)で5位デビューと、『ナイル殺人事件』以外の初登場組は振るわなかった。

 ちなみに、『ブラックライト(原題)』はアメリカの大手映画批評サイト・ロッテントマトでは現時点でわずか7%の支持率で、リーアム出演作史上最低評価の作品となっている。ただし観客からの支持率は71%となかなか高めだ。(編集部・市川遥)

2月11日~2月13日の全米ボックスオフィスランキングは以下の通り。()は先週の順位。
1(初)『ナイル殺人事件』
2(1)『ジャッカス・フォーエバー(原題) / Jackass Forever』
3(初)『マリー・ミー』
4(3)『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム
5(初)『ブラックライト(原題) / Blacklight』
6(5)『SING/シング:ネクストステージ
7(4)『スクリーム(原題) / Scream』
8(2)『ムーンフォール(原題) / Moonfall』
9(10)『リコリス・ピザ
10(初)『ザ・ビートルズ Get Back:ルーフトップ・コンサート』

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