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興収200億円目前!『ゼロ・グラビティ』が3週連続ナンバーワン! -10月21日版

全米ボックスオフィス考

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どこまで記録を伸ばすか? -映画『ゼロ・グラビティ』より
どこまで記録を伸ばすか? -映画『ゼロ・グラビティ』より - (C) 2013 WARNER BROS.ENTERTAINMENT INC.

 上位にランクインしそうな新作3本が不調に終わり、依然として絶好調の映画『ゼロ・グラビティ』が3,003万ドル(約30億300万円)をたたき出し、3週連続でトップとなった。現在までに興収は1億6,956万ドル(約169億5,600万円)となっていて、2億ドル(約200億円)に達するのは時間の問題だ。(1ドル100円計算)

3週連続トップで2億ドルも視野に入れた映画『ゼロ・グラビティ』場面写真

 第2位は、先週に引き続きトム・ハンクス主演映画 『キャプテン・フィリップス』で1,641万ドル(約16億4,100万円)。封切り10日目の興収は、5,244万ドル(約52億4,400万円)と発表されている。

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 初登場第3位は、スティーヴン・キングの代表作を再び映画化した映画『キャリー』で1,610万ドル(約16億1,000万円)。ハロウィーンが近い10月後半に公開され、ほかにホラー系の強豪作もないというのに、この結果では……。10月にホラーを公開したからといって、必ずしも当たるものではないという教訓になったようだ。

 第4位は、こちらも初登場のアクション映画『大脱出』で989万ドル(約9億8,900万円)。ひと昔前ならシルヴェスター・スタローンアーノルド・シュワルツェネッガー主演作品といえば大ヒット間違いなしだったろうが、映画『エクスペンダブルズ』シリーズですでに共演している二人の作品ということで二番煎じ感が拭えず、それが直接この興収につながってしまったもよう。

 トップ5最後は、967万ドル(約9億6,700万円)でアニメ映画『くもりときどきミートボール2 フード・アニマル誕生の秘密』となっている。

 次回のランキングで、『ゼロ・グラビティ』の王座をおびやかしそうな作品が2本控えている。1本目は、豪華キャストが話題のサスペンス映画『悪の法則』。もう1本は、おバカ映画の決定版『ジャッカス』シリーズの製作チームが手掛けたコメディー映画『ジャッカス・プレゼンツ:バッド・グランパ(原題)/ Jackass Presents: Bad Grandpa』。おじいちゃんに扮装した仕掛人ジョニー・ノックスヴィルが、孫と共に何も知らぬ一般市民を巻き込み、さまざまな場所で大騒動を起こす。予告編を見ただけでも大爆笑の本作は、ヒットしそうな雰囲気が漂っている。(ロス取材・文:明美・トスト / Akemi Tosto)

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