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吉沢亮主演「PICU」初回から衝撃&涙 袖をつかんだ小さな手の感触…

吉沢亮(写真は6月撮影)
吉沢亮(写真は6月撮影)

 吉沢亮主演の月9ドラマ「PICU 小児集中治療室」(フジテレビ系・毎週月曜よる9時~)の初回が10日に放送され、「さっきまで生きていたのに……」という主人公のセリフをキーワードにした小児の救命救急を巡るシビアな展開や、吉沢と安田顕の涙のやりとりが反響を呼んだ(※ネタバレあり。初回の詳細に触れています)。

【画像】「PICU」ポスタービジュアル

 PICUとはPediatric Intensive Care Unitの略称で、小児専門の集中治療室のこと。広大ゆえ「大規模なPICUの運営は極めて困難」と言われる北海道を舞台に、駆け出しの小児科医・志子田武四郎(しこた・たけしろう/吉沢亮)が先輩医師と共に、どんな子どもでも受け入れられるPICUを作るため、そして1秒でも早く搬送できる医療用ジェット機の運用を実現するために奔走する。実在の医師をモデルにしたキャラクターで、武四郎の上司となる小児集中治療のパイオニア・植野元に安田顕がふんするほか、木村文乃高杉真宙高梨臨菅野莉央生田絵梨花中尾明慶菊地凛子松尾諭正名僕蔵甲本雅裕イッセー尾形大竹しのぶらが出演。脚本を「アライブ がん専門医のカルテ」(2020)で第9回市川森一脚本賞を受賞した倉光泰子、演出を「監察医 朝顔」シリーズの平野眞が務める。

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 30分拡大で放送された初回は、「親を安心させたくて医者になっただけ」と、特に目的もなく小児科医として働いていた武四郎の人生が一変していくさまが描かれた。物語は2019年、のちに武四郎の人生に大きな影響をもたらすことになる、人気子役を巡る痛ましい事件が起きるところから幕を開けた。それから3年後、初期研修を終えたばかりの武四郎が、なぜか同じ病院に新設されたPICUのスタッフに抜擢。メンバーは科長・植野(安田)、看護師・羽生(高梨臨)、救命救急医の綿貫(木村文乃)、そして武四郎の4人のみ。

 序盤では、イケメンなのにモテない武四郎の人となりなど軽快なシーンも。母親(大竹しのぶ)との会話では武四郎が「かっこいいんだからしょうがないだろ」とイケメンぶりをさらりと自認するくだりがあり、SNS上では「吉沢亮にしか言えないセリフ」「まんますぎ」など沸いていたが、PICUに一人の少女が運び込まれる後半から打って変わってシリアスに。

 切迫した事態に武四郎はパニックになりながら奔走。「ママ……」とつぶやきながら武四郎の袖をつかんだその少女はすでに手遅れの状態に陥っており、武四郎の目の前であっけなく死亡した。クライマックスは50分を過ぎたあたり。少女が死亡したのちすぐさまミーティングを開く植野に、武四郎は涙ながらに「どうしてそんなに何もなかったように淡々と話せるんですか? 人が一人死んだんです。さっきまで生きていたんです」と訴えると、植野は彼の思いを受け止めるかのように「亡くなったから話すんです」と真摯にその理由を語り出した。

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 袖をつかんだ小さな手の感触を忘れられず慟哭する武四郎。冷静に努めようとしながらこらえきれず涙を流す植野。ネット上では、吉沢と安田の迫真のやりとりに「号泣」「ヤスケンさんカッコ良すぎる」「吉沢亮の涙が美しい」など熱い感想が続々。また、少女の処置に当たる場面や武四郎と植野のやりとりは、通常であれば劇的なBGMで盛り上げそうなところを無音で展開され、そのストイックな演出に多くが好反応を寄せていた。(編集部・石井百合子)

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