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ジュリア・ロバーツとメリル・ストリープがトニー賞受賞舞台の映画化作品で共演か?

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メリル・ストリープとジュリア・ロバーツ
メリル・ストリープとジュリア・ロバーツ - Steve Granitz / WireImage / Getty Images(左)

 ジュリア・ロバーツメリル・ストリープという、オスカー受賞経験のあるハリウッドを代表する2人の女優が共演するかもしれない。

ジュリア・ロバーツ出演映画『食べて、祈って、恋をして』写真ギャラリー

 ハリウッドニュースサイトDeadlineが伝えたところによると、ジュリアとメリルが、ワインスタイン・カンパニーの新作映画への出演交渉中とのこと。作品は、トニー賞受賞の舞台「八月のオセージで(August: Osage County)」を映画化するもので、人気ドラマ「ER 緊急救命室」で知られるジョン・ウェルズがメガホンを取る。

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 ストーリーは、父親が失踪(しっそう)したために、オクラホマ州オーセージ郡で暮らす母親のもとへ子どもたちが集まる様を描くファミリードラマだ。麻薬中毒の母親をはじめとして、家族全員がなんらかの問題を抱えており、家族崩壊だけでなく、麻薬やアルコール、暴力、人種差別など現代社会が抱える問題を浮き彫りにする展開となっている。

 出演が決まれば、メリルが麻薬中毒の母親ヴァイオレットを演じ、ヴァイオレットの子どもである三姉妹の長女バーバラをジュリアが演じる。ジュリアが演じる予定のバーバラの一家は、夫婦で大学教授を務める、表面的には完ぺきにみえるカップルだが、夫が生徒と関係を持ってしまったために離婚危機の状況で、娘のジーンはグレて、14歳なのにタバコとマリファナを吸っている設定だ。

 舞台のメインキャラクターは、三姉妹の配偶者やその子どもたち、メイドや保安官まで登場するので13人におよぶが、今回の映画化では物語の中心となる重要な役柄のヴァイオレットを名優メリルが演じることで、散漫になりがちなストーリーを引き締める効果が生まれることだろう。また、メガホンを取るウェルズは、長編初監督映画『ザ・カンパニー・メン / The Company Men』(原題)が公開前から高い評価を得ており、監督二作目となる本作での手腕が期待される。

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