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『クラッシュ』のポール・ハギス監督、仏『すべて彼女のために』リメイクは「深慮の余地あり」で決定!(1/2)

『クラッシュ』のポール・ハギス監督、仏『すべて彼女のために』リメイクは「深慮の余地あり」で決定!
「ラッセル・クロウをキャスティングできて、ラッキーだったよ!」 ポール・ハギス監督 - Photo:Nobuhiro Hosoki

 映画『ミリオンダラー・ベイビー』脚本でアカデミー賞にノミネートされ、さらに映画『クラッシュ』で作品賞と脚本賞を受賞した名匠ポール・ハギス監督が、新作映画『ザ・ネクスト・スリー・デイズ / The Next Three Days』(原題)について詳細を語った。

 同作はある日、妻(エリザベス・バンクス)が突然殺人容疑で逮捕され、彼女は無実を訴えるが、次々と不利な証拠があがり、法廷で禁固刑20年が言い渡される。精神的に追い詰められた妻を救うため、夫(ラッセル・クロウ)は妻の脱獄を計画するのだった……。フランス映画『すべて彼女のために』をリメイクした作品である。

 まず、ハギス監督は「1年半前にオリジナル映画を観て、緊張感のある素晴らしい作品と感じたが、もう少しキャラクターの構成上で探索できる余地があると思って、今回のリメイクを決断したんだ」と製作のきっかけを語った。

 そしてキャスティングについて、「僕は、俳優を思い描いて脚本を執筆することはないんだ。なぜなら思い描いてしまうと、脚本の内容を調整してしまうからで、そんな脚本で映画が成功するとは思えない。ただ今回は、脚本を書き終えた時点で、ラッセルの名前はトップリストに入っていたんだ。でも、彼はちょうど長期にわたって行われていた映画『ロビン・フッド』の撮影を終えたばかりで、しばらく休暇を取りたがっていた。僕はそんなときに彼に脚本を送ってしまったんだ……」と少し不安だった様子。「運良く彼がその脚本を気に入ってくれて、僕をバーベキューに招待してくれたんだ。そして僕が希望していた1週間後の撮影開始ではなく、5週間後に撮影を行うことで、ようやく彼から出演の承諾を得ることができたんだ」と休暇を取りたがっていたラッセルを引き戻すほど、脚本の内容に自信を見せたハギス監督。

 ピッツバーグでの撮影は、「選択した理由は幾つかあった。まず映画の撮影環境が良いんだ。次に、ピッツバーグはもともと男っぽい鉄鋼の町だったが、今では医学や芸術などの教育に力を入れている。ちょうど、ラッセル演じる大学教授と、ラッセルの父親役を演じるブライアン・デネヒーの男らしい力強さが、このピッツバーグの町を象徴しているように思えたんだ。さらに、移動手段が多いこと、フェンスが町にたくさんあって、絵的に面白い箇所も多く、真実をつかむまでの逃亡劇には最適な場所だと思ったんだ」とロケーション・スカウトも入念に行ったようだ。


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