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父・今村昌平に続き息子・天願大介も世界へ!浅丘ルリ子主演『デンデラ』第30回バンクーバー国際映画祭に出品決定!

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映画『デンデラ』より
映画『デンデラ』より - (C) 2011「デンデラ」製作委員会

 6月25日より公開されている浅丘ルリ子主演の映画『デンデラ』が、9月24日から10月14日まで開催される第30回バンクーバー国際映画祭ドラゴン&タイガー部門に出品されることが決定した。期間中、国内外の長編映画250本、短編映画100本を上映し、15万人が来場する同映画祭。『デンデラ』の出品が決定したドラゴン&タイガー部門では、昨年三池崇史監督の映画『十三人の刺客』、園子温監督の映画『冷たい熱帯魚』を含む長編映画43本、短編映画21本が上映されていた。

映画『デンデラ』写真ギャラリー

 『デンデラ』は、『楢山節考』の今村昌平監督の息子である天願大介が脚本と監督を手掛け、うば捨て伝説を基に制作した作品。浅丘ルリ子をはじめ、倍賞美津子山本陽子草笛光子ら、映画・演劇界を支えた名女優たちが出演し、うば捨て山に捨てられた50人の老女たちが、復讐(ふくしゅう)に立ち上がる姿を描いている。今村昌平監督の『楢山節考』は、1983年に開催されたカンヌ国際映画祭で、最高賞であるパルム・ドール受賞の快挙を成し遂げたが、息子である天願大介監督の『デンデラ』は、世界でどのような評価を受けるのか、カナダでの評価に注目したい。(編集部・島村幸恵)

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