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岩井俊二監督、10数年前に封印された小説「番犬は庭を守る」を発表! 放射能汚染が進んだ、衝撃の世界を描く

岩井俊二監督、10数年前に封印された小説「番犬は庭を守る」を発表! 放射能汚染が進んだ、衝撃の世界を描く
「番犬は庭を守る」表紙画像:表紙の絵も岩井俊二が担当している

 原子力発電所が爆発した後の世界を舞台にした、岩井俊二監督の新作書き下ろし小説「番犬は庭を守る」が、幻冬舎から発売されることが決定した。今月、24日には、「『番犬は庭を守る』前夜祭 出版記念トークライブ」が開催される。

 本作のプロジェクトが立ち上げられたのは、今から10数年前。福島第一原発事故後「危険を知っていたのに、ゆっくりと行動してしまっていた自分のふがいなさを感じて、とても申し訳なく感じました」と、小説の出版を決意した。「いつか原発をテーマにした物語が書きたい」、10年以上ものあいだ、岩井監督の胸の中にあった物語が、ついに誕生した。

 物語の舞台は、第二次性徴期を迎えても生殖器が大きくならず、セックスのできない少年たちが「小便小僧」と蔑まれる、放射能汚染による精子の減少と劣悪化が進むようになった世界。使用済み核燃料や放射能廃棄物で溢れる廃炉となった原発を警備する、主人公・ウマソーの運命を描く。

 岩井監督は、震災後、「僕は一人の大人として、人間として、NOである限りは、はっきりNOと言おうと思っています」と、原発に対する考えを明言。その後、女優の松田美由紀、ジャーナリストの岩上安身らとともに、環境を考える会「ロックの会」を結成し、今年3月公開予定のドキュメンタリー『friends after 3.11』では、震災、そして福島第一原発事故を経験した日本の現在と未来について描き、話題を呼んでいる。

 「前夜祭」として催されるトークライブでは、27日発売予定の本作が、いち早くサイン入りで参加者全員にプレゼントされる。岩井ファンが待ち望んだ最新作の誕生秘話に、期待したい。(編集部:森田真帆)

 「番犬は庭を守る」は、幻冬舎より、2012年1月27日に全国書店にて税込み1,470円で発売

『番犬は庭を守る』前夜祭 出版記念トークライブ
■日時:2012年1月24日(火) 21:10開場、21:20スタート
場所:ユーロスペース
チケット料金: 3,000円(岩井俊二サイン入り『番犬は庭を守る』1冊+トークイベント参加券)
チケット購入方法:岩井俊二映画祭オフィシャルショップ


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