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長編アニメ、CGや3Dの定着で新たな段階に?アカデミー賞ノミネート作品、LAで上映【第84回アカデミー賞】

長編アニメ、CGや3Dの定着で新たな段階に?アカデミー賞ノミネート作品、LAで上映
それぞれの作品について語った長編アニメ作品の監督たち - 写真:明美・トスト/Akemi Tosto

 23日(現地時間)、第84回アカデミー賞長編アニメ部門候補作品の抜粋上映、トークイベントが、米ロサンゼルスにて開催された。

 上映されたのは、『パリ猫の生き方』『チコ&リタ(原題) / Chico & Rita』『カンフー・パンダ2』『長ぐつをはいたネコ』『ランゴ』の5本。欠席だった『ランゴ』のゴア・ヴァービンスキー監督、『長ぐつをはいたネコ』のクリス・ミラー監督を除く監督たちが、それぞれ自身の作品について語った。

 個性的な作品が目立った今回上映された長編アニメ作品5本。作品同様、監督たちの個性もさまざまだった。『カンフー・パンダ2』のジェニファー・ユー・ネルソン監督は、「自分は内気な性格。350人のスタッフを前に話すのは大変だった」と語る韓国系アメリカ人。

 一方、『チコ&リタ(原題)』のスペイン人監督フェルナンド・トゥルエバとハビエル・マリスカルは、「ジャズ、キューバ、ニューヨーク、ハバナをこよなく愛する」芸術家タイプ。彼らの作品からは、ジャジーで大人の雰囲気がにじみ出ている。また、しゃれた絵本のようなタッチだったのが、『パリ猫の生き方』。フランス人であるジャン=ルー・フェリシオリとアラン・ガニョルの監督二人にも、そんな雰囲気が漂っていた。

 後半のQ&Aでは、ネルソン監督が「5年前のCG全盛時代に比べて今は2Dを扱う長編も多い」と話し、手書きアニメが再注目されていると言及。『チコ&リタ(原題)』のトゥルエバ監督は、「大人向けの物語でも、実写よりアニメで作った方がいいものもある。今度はドキュメンタリーをアニメで撮りたい」と話し、アニメの新たな可能性を示した。

 アカデミー賞に長編アニメーション部門が設立されて10年以上。CGや3Dが定着した今、長編アニメは、独自のスタイルを掘り下げる新たな段階に入ったようだ。(取材・文:こはたあつこ)

第84回アカデミー賞授賞式は2月27日午前9:00よりWOWOWにて生放送
夜9:00よりリピート放送


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