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『ヱヴァQ』今年の興収1位を狙える可能性大!『ハリポタ』に迫る勢いで口コミ客増加中!

映画週末興行成績

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『ヱヴァQ』がぶっちぎりでトップ!今後成績を伸ばせるか?
『ヱヴァQ』がぶっちぎりでトップ!今後成績を伸ばせるか? - (C)カラー

 今週の動員ランキングは、大人気アニメの新劇場版第3弾『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』が、土日2日間で動員77万1,764人、興収11億3,100万4,600円という驚異的な成績で初登場首位を獲得した。

映画『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』写真ギャラリー

 現時点における、2012年興収ナンバーワン作品『BRAVE HEARTS 海猿』が記録した、およそ8億8,000万円(450スクリーン公開)の初日2日間興収を超えた本作。過去の興収トップ作品のオープニング2日間と比べても、2011年の『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』(最終興収96億7,000万円、922スクリーン公開)が約13億円、2010年の『借りぐらしのアリエッティ』(最終興収92億5,000万円、447スクリーン公開)が約9億円と、遜色ない数字となっている。

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 先述の作品に比べると小規模な、全国224スクリーン公開ということもあり、多くのファンが詰め掛け、満席となる劇場が続出。今後、口コミやリピーターなどによる広がりも期待できるため、前作『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』(最終興収40億円)超えは確実。もちろん今後の推移次第だが、今年の興収1位を狙える可能性も出てきた。

 『悪の教典』は2位で同順位をキープ。現在までの累計動員は65万7,044人、累計興収は8億7,601万500円。2週連続首位を記録した『のぼうの城』は2ランクダウンの3位となったが、累計動員は139万2,290人、累計興収は16億7,304万6,950円と、動員100万人、興収15億円を突破した。そして4位には、草なぎ剛主演ドラマの映画化作品『任侠ヘルパー』が初登場。全国270スクリーン公開で、土日2日間成績は動員9万1,017人、興収1億1,530万3,950円。男女比は30対70で女性が数多く来場し、20代から40代の草なぎおよびテレビドラマのファン、また任侠映画ファンと思われる50代から60代など、幅広い年齢層を集客した。

 5位は『北のカナリアたち』。そして6位『映画 スマイルプリキュア! 絵本の中はみんなチグハグ!』、7位『シルク・ドゥ・ソレイユ3D 彼方からの物語』、8位『黄金を抱いて翔べ』、9位『リンカーン/秘密の書』、10位『パラノーマル・アクティビティ4』と続く。ちなみに、公開12週目の『最強のふたり』は先週の12位から11位にワンランクアップと根強い人気を見せている。

 今週末は『ドリームハウス』『人生の特等席』『綱引いちゃった!』『カラスの親指』『ロックアウト』『女子カメラ』『HICK-ルリ13歳の旅』『ミロクローゼ』『ぼくが処刑される未来』『戦国BASARA-MOONLIGHT PARTY-Remix』などが公開予定となっている。(ランキング・数字などは興行通信社、文化通信社調べ)(取材・文:壬生智裕)

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