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入江悠監督、「ウルトラQ」再構築にハリウッドのパニック映画を意識!

入江悠監督、「ウルトラQ」再構築にハリウッドのパニック映画を意識!
トークセッションを行った入江悠監督&高梨臨

 1966年に放送されたウルトラシリーズの原点「ウルトラQ」をリ・クリエイティブした「ネオ・ウルトラQ」で、第7話「鉄の貝」のメガホンを取った入江悠監督が、同話の制作秘話を明かした。

 オリジナルの「ウルトラQ」の魅力について、「世界の割り切れない部分をダイレクトに描いている。この不合理さが、今のドラマや映画にはなかなかない部分。それが時代を超えて受け継がれていくんだなと思いました」と語る入江監督。

 そんな作品を「ネオ・ウルトラQ」として再び世に送り出すにあたり意識したのは、「ある種、放り投げて終わるといった感じ」「どちらかというとオリジナルのマインドだけ引き継いでいるという感じ」だったという。そして、常々「将来の夢は(スティーヴン・)スピルバーグ の『宇宙戦争』のような映画を撮ること」と公言している入江監督は、今回の演出意図について、「ハリウッドのパニック映画を意識しました」と振り返った。

 また、入江監督は、第7話の始まりを、「各地で異常事態が発生する、『インデペンデンス・デイ』的な感じがある」と表現。「もちろん最後はあっという間に事件が収束してしまうんですけど、風呂敷のでかさはこの作品ならではです」と「ウルトラQ」及び「ネオ・ウルトラQ」への思い入れを語った。

 本作にトラベルカルチャー誌のライター渡良瀬絵美子役で出演したのは、「侍戦隊シンケンジャー」のシンケンピンク役で活躍した女優の高梨臨。入江監督と共にトークセッションを行った高梨は、怪獣との共演を振り返り、「戦隊ものをやっていたので怪獣と初共演ではないんですが、あのときは怪獣に慣れていなくて、怖いなと思っていました。でも今回は、怪獣に慣れていたこともあって、怪獣に愛着が湧くというか、感情移入ができたのは初めての経験でした」と本作の撮影を振り返った。

 なお、「ネオ・ウルトラQ」では入江悠監督のほか、石井岳龍、中井庸友、田口清隆といった気鋭の監督たちが集結し各話のメガホンを取っている。入江監督は「監督のエゴとして、他の監督よりも(高梨の)いい表情を引き出したいというものがある」と切り出し、「ネオ・ウルトラQ」における高梨の代表作は自身がメガホンを取った第11話「アルゴス・デモクラシー」(3月23日放送予定)だと自負。高梨自身もこの回はお気に入りのようで、「取材のたびに好きなエピソードだと言ってきました。思い入れがある回なのでぜひ観てほしいなと思います」と同調した。(取材・文:壬生智裕)

ドラマ「ネオ・ウルトラQ」は毎週土曜夜9時からWOWOWプライムにて放送中(全12話)


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