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『2つ目の窓』カンヌ上映にキャスト感無量…評価は賛否分かれる【第67回カンヌ国際映画祭】

『2つ目の窓』カンヌ上映にキャスト感無量…評価は賛否分かれる
カンヌの鳴り止まぬ拍手への思いを語った吉永淳、河瀬直美監督、村上虹郎 - Tony Barson / FilmMagic / Getty Images

 第67回カンヌ国際映画祭コンペティション部門で20日(現地時間)に公式上映された映画『2つ目の窓』の河瀬直美監督、村上虹郎、吉永淳、松田美由紀、村上淳、渡辺真起子が現地で会見を行った。過去に4度のコンペティション部門出品を経験している河瀬監督は、会見で約12分間続いたスタンディングオベーションを振り返り「このような長い共感を、場内で感じたことはいままでありませんでした。最高でした」と笑顔を浮かべた。

 本作でスクリーンデビューを果たし、父の淳と一緒にカンヌの地に立った虹郎は「この経験をもう一度得ることは難しいと思うので、しっかりと(心に)とどめておきたい。宝物です」とコメント。淳も「映画を信じてやってきて、くじけそうになることも多いのですが、今日の拍手をいただいたことで、改めて頑張って行こうと思えました」としみじみ語る。

 「上映前から皆さんがとても温かい拍手で迎えて下さったことがとても印象的でした」という吉永は、虹郎と共に主演を務め「この作品に出演できたことはもちろん、この作品が皆さんに愛されたことが何よりもうれしいです。その一歩目が踏み出されたのだと思うと、胸が高鳴りました」と話した。

 さらに松田が、「映画芸術を待ち望んでくださる方々からの大きな拍手で愛されて。俳優としてこんなにも幸せなことはなかったです」と語れば、渡辺も「いったいいつ鳴りやむのだろうと思いながら、長い長い幸せな時間を過ごしました」と述懐。河瀬監督をはじめ、キャスト全員が感無量の表情だった。

 また公式上映から一夜明け、映画祭期間中に発行される海外メディアの星取表ではフランスのル・モンド紙が4点、イギリスのガーディアン紙が3点とする一方、フランス版プレミアは1点をつけている。奄美大島の自然を捉えた美しい映像や河瀬監督の生と死の表現が高く評価される一方で、映画に登場する、ある動物の生死に関連する場面が賛否を分けているようだ。(各5点満点)(編集部・森田真帆)


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