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吉永小百合、女優引退に言及(1/2)

吉永小百合、女優引退に言及
企画・主演の吉永小百合 阿部寛と映画祭に参加 - (C) 2014「ふしぎな岬の物語」製作委員会

 カナダで開催中の第38回モントリオール世界映画祭でコンペティション部門に出品されている映画『ふしぎな岬の物語』の公式上映を終え、現地時間30日、映画祭に参加し「ホッとした」という企画・主演の吉永小百合がコメントを発表した。吉永は本作で初めて映画のプロデュースを務めたが、今後について問われると俳優としての終わりについて言及する場面も見られた。

 プロデューサー業は本作で初めてにして最後といわれている吉永。現地の観客に受け入れられ欲が出たのではないかと問われると、「まだまだ新米プロデューサーで、これで味をしめてはいけないと思っていますし、とにかく今回封切りまで精いっぱい集中したいです。もう少しで俳優としての道が終わって、なんらかの形で映画の世界にいさせてもらうことがあれば、プロデューサーでなくてもスタッフの一員としてやっていければと思います」と女優としての活動の終わりを見据えている様子で今後についての自身の考えを明かした。

 また、監督業への進出については「監督というのは絵心がないとダメだと思うんです。観ることは好きなのですが、実際にコンテとかも書けませんし、そういうコンダクターになることは難しくて、サポート要員としては、裏方ですとか忘年会の幹事が向いているような……もしやるとしても次回もそういうことをやらせていただきたいです」とちゃめっ気たっぷりに意向がないことを示した。

吉永小百合
阿部寛&吉永小百合 (C) 2014「ふしぎな岬の物語」製作委員会

 吉永は通訳が脱帽するほどの完璧なフランス語でのあいさつを現地で披露し話題となったが、7月末から練習を積んでいたという。「最初にこういうことを話したいということを翻訳をしてくださる方にお伝えしたのが7月の末でした。それで文章が出来て、こういうことも言ったほうが良いかなとちょっと付け加えたりしたら結構長くなってしまって、大丈夫かしら? と不安に思ったんですが、それから何度かレッスンしていただいて、レッスンの中で写経みたいに、字を書きなさい。そうすると忘れないから。ということで毎日写フランス語をしました。そのお陰で忘れずに済みました」と裏側の努力も明かした。

 8月26日に腹部大動脈瘤(りゅう)破裂のため他界し、本作が遺作となった米倉斉加年さんについては「まさかこんなことになるとは思っていませんでした。もうとってもお元気で久しぶりにお会いして恰幅(かっぷく)もよくなられたなというふうに思っていましたので(訃報の)知らせを聞いたときは残念でたまりませんでした。わたしが映画をもう一回やってみようと思ったのが『動乱』という映画で、米倉さんもとても重要な憲兵の役で出られていました。高倉(健)さんが毒を飲まされるというシーンで、米倉さんの憲兵はその事実も解毒する薬の事も知っていた。なんとかその薬を教えてもらいたいので頼みに行って、最終的に米倉さんがその薬をくれる、というシーンがとても大好きでした。映画でご一緒するのはそれ以来だったものですから、その時の懐かしい思い出をずいぶんお話ししました。本当にこんなに早くて残念ですけれども、きっとわたしたちのこれからの仕事を見守ってくださると思っています」と胸の内を語った。


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