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森山未來、表現者として曖昧でもいい…イスラエルがもたらした変化

森山未來、表現者として曖昧でもいい…イスラエルがもたらした変化
イスラエルで体験した変化を明かした森山未來

 俳優の森山未來が28日、1年間の海外生活をつづったテレビ番組「森山未來 自撮り365日 踊る阿呆」がNHK BSプレミアムにて放送されることを受け、都内で行われた取材会に出席した。

 文化庁より文化交流使に指名され、2013年10月から2014年10月までイスラエルのインバル・ピント&アブシャロム・ポラック・ダンスカンパニーを主な活動拠点に、演劇の共同制作や公演、一人芝居などを行ってきた森山。

 本番組は、当時の生活を森山自らが撮影した自撮りドキュメンタリーで、ダンスに打ち込む彼の姿や何気ない日常などがつづられている。NHKからビデオカメラを託されたとき、森山は「これ、誰が見るんだろう?」と思ったそうで、「企画が通るかわからない状態で半年間もカメラを回し続けた」と苦笑い。「カッコいい映像を撮ろう」という気概もなく、あえて工夫も何もせずに撮影し、最終的には「ダンスチェック用のカメラになっていた」と笑顔で明かすも、仕上がった本作には満足げな表情だ。

 「日本ではないどこかの空間で、作品作りやクリエイションにかかわりたい」と常々思っていたという森山は、念願かなったこの1年間を「早かったですし、有意義なもの」と述懐。また、これまで映画や舞台、ダンサーや役者など、多方面で表現してきた自身について、「曖昧であることが、そのままでいいと思えるようになった」とも。さらに、海外での作品作りについても興味を示し、「ミュージシャンがよく『ニューヨークやロンドンで今回の作品は録ってきました』っていうのがありますよね? 今までは『?』と思っていたんですけど、その土地でしか持てない空気感があるので、海外でプロセスを踏むのは有意義なんじゃないかな、と今回の経験を通じて、感じました」と心境の変化も口にした。

 ほかにも、「クリエイションの場で考え込まないようしたい」「イスラエル人の持つ温かさは純粋に見習いたい」と語るなど、さまざまな影響を受けた様子の森山。すでに、唯一無二の表現者として活躍しているが、20代最後の貴重な1年を異国の地で過ごし、大きな糧を得た森山の姿からは、より一層輝きを放つ未来が見えた気がした。(取材・文:鶴見菜美子)

「森山未來 自撮り365日 踊る阿呆」は12月17日 夜10:00~10:59、NHK BSプレミアムにて放送


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