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テーマは娼婦・楽園・植民地!異例のロングラン『サウダーヂ』監督の最新作が始動!

テーマは娼婦・楽園・植民地!異例のロングラン『サウダーヂ』監督の最新作が始動!
『サウダーヂ』監督の最新作!『バンコクナイツ』イメージカット - (C) 2015 空族

 インディーズ映画としては異例のロングランヒットを記録した『サウダーヂ』の富田克也監督最新作『バンコクナイツ』の製作発表トークが6日に新宿のK's cinemaで行われ、脚本の相澤虎之助を聞き役に、タイからのSkype中継でトークに臨んだ富田監督が、同作の見どころを語った。

 映像制作集団・空族の新作始動を記念して行われた今回の上映会では、第33回ナント三大陸映画祭グランプリをはじめ、国内外の数々の賞を受けた『サウダーヂ』を上映。DVD化もされていない同作が久々に上映される機会とあって、この日の会場は満員となった。

 空族の新作『バンコクナイツ』の構想は10年。舞台は、タイのバンコクに実在する日本人専門の売春街「タニヤ通り」、タイの東北地方イサーン、ラオスにまでおよび、全編タイ・ラオスロケを敢行する予定となっている。現在、富田監督は、文化庁の新進芸術家海外研修制度により、2014年9月からタイに滞在中だ。

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タイからSkypeで思いを語った富田克也監督

 Skypeを通じて富田監督は「今年の10月くらいに『バンコクナイツ』をクランクインしようと進めています。テーマは『娼婦・楽園・植民地』という3本柱です」と切り出すと、「日本人の男がタイに行って、そこで女の子たちと出会って……という物語になります。過去の映画があまた描いてきた娼婦(しょうふ)のお涙頂戴ストーリーにとどまらず、(売春街が生まれた)歴史的背景なども含めて描いていこうと思っています」と解説。さらに「『サウダーヂ』同様、一部には、俳優の方に入っていただきますが、基本的には現地の人とやっていこうかなと思っています」と付け加えた。

 本作は国際共同制作となり、『無言歌』(ワン・ビン)や『コロッサル・ユース』(ペドロ・コスタ)といった作品を数多く手掛けたフランス人プロデューサー、フィリップ・アヴリルが共同プロデューサーに参加するという。「合作という形は間違いないですが、だからといって、ことがうまく進んでいるわけではなく、山あり谷ありで四苦八苦しています。この制作発表をきっかけに情報を発信していき、いずれはクラウドファンディングもやりたい。皆さんに力を貸していただければ」と観客に呼び掛けた。(取材・文:壬生智裕)

映画『バンコクナイツ』は2016年完成予定


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