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Hey! Say! JUMP中島裕翔と菅田将暉はカップルみたいに仲良し!行定勲監督が明かす

第28回東京国際映画祭

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映画『ピンクとグレー』の舞台あいさつで撮影秘話を明かした行定勲監督
映画『ピンクとグレー』の舞台あいさつで撮影秘話を明かした行定勲監督

 アイドルグループNEWS加藤シゲアキの小説家デビュー作を実写映画化した『ピンクとグレー』の舞台あいさつが28日、都内で行われ、登壇した行定勲監督は、中島裕翔Hey! Say! JUMP)と菅田将暉の仲良しぶりを暴露して会場を盛り上げた。

 人気俳優・白木蓮吾(中島)の急逝によって一躍時の人となった売れない俳優・河田大貴(菅田)が、手に入れた偽りの名声や自身の過去、親友を失くした喪失感の中で葛藤しながらも白木の死の真実を追うさまを描く本作。アイドルでありながら小説家としても活動する加藤の小説について行定監督は、「僕が映画を作っていく上で生と死というものは常に前提にあるのですが……。重要なのは残された側の人間。そういう意味では自分の映画に引きつけやすかった」と振り返った。
 
 本作は、幕開けから62分後に映画オリジナルのとある“仕掛け”が用意されている。行定監督は、「ファンの方からは『なぜ変えたんだよ』と言われるかもしれませんね」と笑うも、「昨日、加藤くんからメールが来ました。(完成した映画を)どう思ったかはまだ聞いていない」とコメント。さらにシナリオを読んだ加藤が「実験的な部分があって、行定さんの本気度が伝わってきます」と言っていたことを明かし、「加藤シゲアキという人は非常に映画が好きな人。そういう意味では理解してくれるだろうと思う」と語った。

 また、会場のファンから「裕翔くんをきれいに撮ってくださってありがとうございます」と言われた行定監督は、「アイドルって本当にすごいと思いました。劇中では1980年代っぽい曲のPVが流れるんですが、彼はキメキメで、ものの15分でオッケーとなった。同じことを柳楽優弥でやろうと思ったんですが、彼にはできなかった。恥ずかしがらずにカメラにアピールすることはなかなかできないものですが、中島くんはそれができる。そりゃそうですよね、東京ドームでもファンにアピールしているんだから」と中島が俳優としてもアイドルスキルを発揮したエピソードを明かした。

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 さらに共演者の菅田との関係についても、「菅田将暉というのは優れた俳優ですが、中島くんは彼と五分にやっているし、リスペクトもしている。(本作が出品された)釜山国際映画祭でも、お前らはカップルかと言いたくなるくらい仲が良くて。それくらい良い関係性が作れて良かったです」と裏話も披露された。(取材・文:壬生智裕)

映画『ピンクとグレー』は2016年1月9日より全国公開

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