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池松壮亮&斎藤工、衝撃のラブシーンの裏側を公開!

池松壮亮&斎藤工、衝撃のラブシーンの裏側を公開!
薄暗い茶室で…池松壮亮&斎藤工、体当たりのラブシーン - (C) 2015 「無伴奏」製作委員会

 嵐のような時代を生きた若者たちの青春を描いた映画『無伴奏』の、矢崎仁司監督が、池松壮亮と斎藤工の美しくも切ないラブシーンについて「行為ではなく愛を見せなければいけないと思った」と真意を明かした。

 学生運動に憧れる中で大学生の青年と恋に落ちる女子高生の響子を演じたのは成海璃子。『神童』(2006)に出演していた中学生の成海を観て「恋をした」矢崎監督は「強さだけでなく弱いところもむきだしにしているような成海さんを映しとりたいという思いがありました。成海さんが『制服を脱ぐ』ことで少女から大人の女性に変わっていく瞬間を撮れたのは、本当に幸せでした」と喜びを噛みしめる。

無伴奏
矢崎仁司監督

 響子の恋人・渉を演じたのは池松壮亮。実は一度はオファーを断ったという池松だが、矢崎監督は初対面で「渉が来た」と思ったそう。「映画が好きで、映画のことだけを考えているような、素敵な人。わたしが現場で煮詰まった状態になったときも映画全体のことをきちんと見てくれている感じで、何度も助けられました」と、映画に接する俳優として、人としての姿を絶賛した。

 そして二人の間にキーパーソンとして登場し、悩ましい三角関係を作るのが斎藤工ふんする祐之介だ。「竹やぶでのクライマックスシーンでは、原作の小説に地の文として書かれていることが祐之介のセリフになっていて、それを口にして言うのは難しかったと思うんですけど、現場でそれを見たときには感動しました」。

 自虐ネタにするほど「セクシーさ」に定評のある斎藤と、『海を感じる時』など数々の体当たりのラブシーンをこなしてきた池松だが、本作ではおそらく今までにない顔を見せている。「池松さんと斎藤さんには『響子に愛を見せてくれ』と言いました。深夜に狭い茶室で絡み合う二人の裸体から発せられる愛がもうすごくて、目が離せないぐらいで……夜明けまで撮っていたかったです。池松くんの目から涙がこぼれたときなんかは、すごいものを映したなあと思いました。そのシーンを含め、二人の関係をどう見せてどこまで隠すのかは池松さんも斎藤さんも苦しんだと思います。悩んでいるのはすごくわかるんですけど、僕が答えを持っているわけではないので、手助けはできない。でも一緒に悩むことはできる。それが一緒に映画を作るということだと思うんです」。

 OKを出すまで真摯にねばると言われる矢崎監督が俳優に抱くのは「今のあなたを撮りたい」という思いだという。「役に成り切るよりは、シナリオをお互いのパスポートにして、役からずれる瞬間が出てくるとうれしいですね。その人と役の間にあるものが見えて、他の人では代役がきかないところまできてOKを出しているので。僕は音楽のように何回も聴くに耐えうる映画をいつも作りたいと思っているし、登場人物みんなが抱きしめたくなるほどいとおしかったので、何度でもこの子たちに会いに来て欲しいなと思っています」。(取材・文:那須千里)

映画『無伴奏』は3月26日より全国公開


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