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『ズートピア』驚異的な伸びでV2!50億円狙う大ヒット

映画週末興行成績

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『ズートピア』がGW後に動員&興収を伸ばす快挙!
『ズートピア』がGW後に動員&興収を伸ばす快挙! - (C) 2016 Disney. All Rights Reserved.

 土日2日間(5月14日~15日)の全国映画動員ランキングが16日に興行通信社より発表され、公開4週目のディズニーアニメ『ズートピア』が2週連続で1位を獲得した。

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 先週末の成績は、動員35万1,049人、興行収入4億5,893万800円と、ゴールデンウイーク後にもかかわらず前週興収比約119%を記録する驚異的な伸び。累計興収37億2,982万5,900円、累計動員292万1,368人と動員300万人突破も目前で、配給元は「興収50億円突破は確実」としている。

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 『武士の家計簿』の原作者・磯田道史の評伝を阿部サダヲ主演で映画化した『殿、利息でござる!』が2位に初登場。308スクリーンで公開され、動員15万9,690人、興収1億9,488万1,200円となった。5月7日から13日にかけて映画の舞台となった宮城県(7館)で先行上映が行われ、動員2万9,199人、興収3,488万3,200円を記録。客層は年配層が中心だが、フィギュアスケーター羽生結弦出演の効果から、若年層の姿も見られるという。評価も高いため今後の口コミにも期待できそうだ。

 『モテキ』『悪人』などの映画プロデューサー川村元気のベストセラー小説を佐藤健主演で映画化した『世界から猫が消えたなら』が3位に初登場。290スクリーンで公開され、動員14万1,691人、興収1億8,470万9,900円を記録した。客層の男女比は31対69で女性が多め。年齢別では、40代が20.9%、20代が25.2%、10代が19.9%と若年層が半数近くを占めた。複数回答可の鑑賞動機としては「キャストが好き」が40.7%、「感動できそう」が36.2%、「猫が好き、登場する猫がかわいい」が30.3%、「原作が好き」が27.1%となった。

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 公開5週目の『名探偵コナン 純黒の悪夢(ナイトメア)』は累計動員426万9,914人、累計興収54億3,286万8,900円と動員400万人を突破。公開5週目の『アイアムアヒーロー』は累計動員98万8,299人、累計興収13億1,901万7,700円と、動員100万人突破が間近となった。

 なお、惜しくもトップ10入りを逃したが、2013年に公開された鈴木亮平主演の『HK/変態仮面』の続編、『HK/変態仮面 アブノーマル・クライシス』が13位に初登場。全国53スクリーンで上映され、動員1万9,775人、興収2,881万4,000円となった。

 今週末は『GARMWARS ガルム・ウォーズ』『ディストラクション・ベイビーズ』『海よりもまだ深く』『機動戦士ガンダム THE ORIGIN III 暁の蜂起』『少女椿』『シマウマ』などが公開予定となっている。(ランキング・数字などは興行通信社、文化通信社、配給元など調べ)(取材・文:壬生智裕)

【2016年5月14日~15日の全国映画動員ランキングトップ10】※()内は先週の順位
1(1)『ズートピア』:4週目
2(初)『殿、利息でござる!』:1週目
3(初)『世界から猫が消えたなら』:1週目
4(2)『名探偵コナン 純黒の悪夢(ナイトメア)』:5週目
5(3)『64-ロクヨン-前編』:2週目
6(4)『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』:3週目
7(9)『劇場版 遊☆戯☆王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS』:4週目
8(5)『映画クレヨンしんちゃん 爆睡! ユメミーワールド大突撃』:5週目
9(7)『ちはやふる -下の句-』:3週目
10(8)『アイアムアヒーロー』:4週目

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