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榮倉奈々、佐藤浩市の“大きな背中”に感謝

榮倉奈々、佐藤浩市の“大きな背中”に感謝
仲睦まじい!榮倉奈々と佐藤浩市

 女優の榮倉奈々が11日、都内で行われた映画『64−ロクヨン−後編』初日舞台あいさつに佐藤浩市、坂口健太郎らと共に出席し、佐藤と共演できた喜びを噛みしめた。

 本作は、人間ドラマの名手・横山秀夫のベストセラー小説を映画化した2部作の後編。昭和64年に起きた未解決の少女誘拐殺人事件“ロクヨン”と、14年後に起きたロクヨンの模倣誘拐事件。2つの事件の解決に挑む県警の広報官・三上(佐藤)の姿が、県警記者クラブとの衝突や警察内部の対立などを交えて描かれる。

 前編は公開32日で観客動員数119万人、興行収入14億6,000万円突破という快挙を見せており、以前から「こんなに命を削った作品は久しぶり」と話している佐藤は、約900人の観客を前に「これだけ大きな劇場でごあいさつができるのは前編が多少ヒットしてくれたからかな」とおどけつつ、「やっとここまで来ることができました」と清々しい笑顔。また、本作を山に例え、「3か月強の撮影期間を経てやっと山の頂に登れた。さぁどんな景色だ? と下を見たら、雲海でまったく見えなかった。それが今日、お客様の顔を見ると雲海が晴れ、こういうことだったんだ……と。やっと『64』の景色が見えました」と語ると、「本当にありがとうございました」と一礼。客席は盛大な拍手であふれた。

 三上の部下・三雲役を演じた榮倉は「映画でも舞台あいさつでも、浩市さんの、そして三上さんの大きな背中を近くで見れたことはすごく幸せなことだと思っています」とニッコリ。「三上にたてつく役だった」という記者クラブ・手嶋役の坂口も、佐藤との共演に感激しきりで、現場での姿は「役者としてすごく糧になりました。感謝しています」と頭を下げた。そんな言葉を受けて、佐藤は「たいして見られる背中ではないですけどね。多少背中の丸みが気になるのかな?」と照れ臭そうに笑った。

 この日は、綾野剛、夏川結衣、緒形直人、窪田正孝、滝藤賢一、吉岡秀隆、瑛太、永瀬正敏、三浦友和、瀬々敬久監督、横山(原作)も登壇。横山は「『64』が映画に乗っ取られてしまったような、すごく寂しい気持ちです」と言いながらも、「ほとぼりがさめた頃に続編を書こうかなと思ってます」と打ち明け、ファンの期待をあおった。(取材/錦怜那)

映画『64−ロクヨン−前編』『64−ロクヨン−後編』は公開中


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