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最強の二人!キャメロン・クロウ×J・J・エイブラムス、音楽業界の裏側を描いたドラマ

プロダクション・マネージャー役のカーラ・グギーノ
プロダクション・マネージャー役のカーラ・グギーノ

 キャメロン・クロウが製作/監督/脚本を務める新作テレビドラマ「ローディーズ(原題) / Roadies」について、カーラ・グギーノが8月23日(現地時間)ニューヨークのAOLで開催されたイベントで語った。

キャメロン・クロウ監督作『幸せへのキセキ』フォトギャラリー

 本作は、ロックツアーに同行するローディー(コンサート、ツアーを支える重要なスタッフ)を中心に音楽業界の裏側を描いたコメディードラマ。バンドのツアー・マネージャー役をルーク・ウィルソン、プロダクション・マネージャー役をカーラ・グギーノ、スタッフの一人をイモージェン・プーツが務めている。キャメロン・クロウとJ・J・エイブラムスがタッグを組んで製作している点も注目だ。

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 カーラは、ローリング・ストーン誌の記者経験を持つクロウ監督と同様の音楽の知識があるそうだ。「わたしにとって音楽は人生の鼓動よ。切望した別の世界にすぐにわたしをいざなってくれる。わたしは作品ごとに自分のキャラクターに合わせてiTunesでプレイリストを作るほど好きなの。ちなみにクロウ監督には、キャット・パワーがカバーしたクリーデンス・クリアウォーター・リバイバルの『フォーチュネイト・サン』や、バンドのセイ・ハイ(Say Hi)を紹介してあげたわ。クロウ監督が知らない曲を紹介できるのは、まるで宝くじの当選ほど奇跡ね」と明かした。

 セットでクロウ監督の記者時代の話を聞いたのか。「もちろん! でも彼自身はとても謙虚に話してくれる。ある日、『僕がデヴィッド・ボウイと共に3週間過ごしたときは』と語り始めたときに、わたしはおもわず『ちょっと、待って』と呼び止めたくらい。彼の話は全てそんな感じよ。彼と共に今作に関われることがどれだけ素晴らしいかというと、彼ほど今作のストーリーを伝えることに適した人物はいないわ。彼はジャーナリストだったし、ロックの大ファンで、さらに素晴らしい脚本家兼監督なの」と称賛した。また、全てのエピソードはクロウ監督や彼の友人の体験を基にしていることも明かした。

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 ローディーと映画スタッフについて「この二つはとても似ている。映画のエンドクレジットを見ると、そのクレジットの誰が欠けても映画はできない。バンドのローディーの場合は、バンド自体が神で、ローディーはそんなバンドに100%仕えるためにいるの。ほとんどのローディーはミュージシャンかファンよ。わたしが演じるプロダクション・マネージャーでさえ、自分が間違いを犯したときにだけ、みんなと(修正のための)話し合いをして、そのとき以外は全てバンドの栄光のためにいるの」と説明した。(取材・文・細木信宏/Nobuhiro Hosoki)

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