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アニメ『この世界の片隅に』小規模公開ながら10位初登場!拍手喝さいの劇場も

アニメ『この世界の片隅に』小規模公開ながら10位初登場!拍手喝さいの劇場も
好スタートを切った『この世界の片隅に』 - (C) こうの史代・双葉社/「この世界の片隅に」製作委員会

 女優・のん(本名:能年玲奈)が声優を務めるアニメーション映画『この世界の片隅に』が、全国63スクリーンの小規模公開ながら、14日に興行通信社の発表した全国映画動員ランキングで初登場10位にランクインしたことが明らかになった。

 12日の金曜日に公開された本作は、土日2日間で興行収入4,704万2,090円、動員3万2,032人を記録。今週も1位の『君の名は。』が好調をキープし、『ミュージアム』『ジャック・リーチャー NEVER GO BACK』など新作が次々に公開される中で大健闘のスタートを切った。

 公開初日には、テアトル新宿、テアトル梅田など主要劇場で全回が満席。翌13日にも全国各地で満席が続出したほか、上映終了後に拍手が沸き起こる劇場もあり、口コミにも期待が持てそう。今後、全国50館以上での上映がすでに決定し、累計100館以上の劇場が決まっているといい、息の長い興行が期待できる。

 また主要劇場でのパンフレット購買率は30%以上を記録。公開初日から品切れになる劇場が続出し、初日夕方から追加発注の問い合わせが相次いでいるといい、作品への関心度の高さがうかがえる。先日閉幕した広島国際映画祭2016では「ヒロシマ平和映画賞」を受賞。業界内外での評価も高く、多くの評論家・著名人・アーティスト・クリエーターが支持を表明。イギリス、フランスなど世界14か国での配給も決定するなど、注目を浴びている。

 同作は、『マイマイ新子と千年の魔法』を手掛けた片渕須直監督が、6年の歳月をかけて作り上げたアニメーション。「長い道」「夕凪の街 桜の国」などで知られる、こうの史代のコミックを原作に、戦時中の広島県で、ある一家に嫁いだ18歳の少女・すず(のん)が戦禍の激しくなる中で懸命に生きる姿を描く。(編集部・入倉功一)


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