1944年、アウシュビッツ収容所で同胞のユダヤ人の死体処理に従事した特殊部隊ゾンダーコマンドに焦点を当てた衝撃のドラマ『サウルの息子』から、ネメシュ・ラースロー監督が本作を製作するにあたり多大な影響を受けた、実在のゾンダーコマンドが決死の覚悟で“死体生産工場”と化している強制収容所の様子を撮影した4枚の写真を彷彿させる重要なシーンが公開された。