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週末に公開される話題の映画の中から、気になる人物をクローズアップしてご紹介します。今週は8月27日に公開される『容疑者室井慎次』の柳葉敏郎。『踊る』シリーズのサブキャラクターの中で一番人気とも言われる室井慎次のクールでありながら、人間味のあるキャラクターを思う存分見せてくれました。はたして柳葉敏郎自身はどんな人なのでしょう。その人間性に迫ってみました。

柳葉敏郎は、1961年秋田県にて生まれた。血液型はO型。実家は農家だった。

 自然がいっぱいの地元で、伸び伸び育った柳葉は18歳の時、バラエティ番組「スター誕生」に応募しあっけなく落選。しかし、そんな挫折にもめげず上京した柳葉は「劇団ひまわり」に入団する。その後、「一世風靡セピア」の一員として活躍するが、グループは惜しまれながら解散。俳優として活躍の場を広げるかたわら、ソロとしての歌手活動も続けている。

 アルバムは「Y」、「A」、「N」、「A」、「G」、「I」、「B」までが発売されており、残すところ「A」の発売を待つのみとなった。

 柳葉敏郎を語るにつけ、忘れてはいけないのが「一世風靡」の存在である。彼らは1980年代、原宿の路上に出現した路上パフォーマンス集団「劇男一世風靡」。

 ここから、派生したのが、咲き誇る花は~散るからこそに美しい~♪で有名な「一世風靡セピア」であり、ノーネクタイでズートスーツを着込んだスタイルから繰り出される派手なダンスと、男気あふれる歌は当時、若い世代を中心に圧倒的な支持を得た。

 一世風靡セピアには、『容疑者 室井慎次』にも出演している哀川翔、小木茂光らが在籍していた。何故か一人だけジョニーとばれていた柳葉さんは、このスーツをひじまでまくりあげてセクシーな腕筋を披露していた。

 また、「一世風靡 ベストアルバム」のジャケット写真を見ると、すんごい開脚を見せており、当時の柳葉敏郎が、コマネチばりのやわらかい股関節の持ち主だったことがわかる。


 柳葉敏郎は、室井慎次を演じるまではやくざ役の方が多かった。

 テレビドラマ「ホットドッグ」でのテキ屋の信ちゃん役はまさにあたり役で大ブレイク。(有名エピソード:金魚すくいの、紙に洗剤をつけるとすくうときにすぐ破れちゃうのだが、金魚は弱ってすぐ死んでしまう。テキ屋はそんなことをしてはいけない!! と信じる信ちゃんは金魚たちを救うために立ち上がる!)チンピラ役から冷酷な組長代理までさまざまなヤクザキャラに挑戦。

 トレンディードラマに出るときは、結構情けない役も多かったりする。その幅のある演技の才能はこれまでも、日本アカデミー賞新人賞からはじまり、日本アカデミー賞優秀助演男優賞、ブルーリボン賞助演男優賞受賞作品と数々の映画賞を受賞してきたことでも証明されている。

 やくざだろうが、主人公の元夫だろうが、犯人だろうが、刑事だろうが、いい男はなにをやっても決まってしまうのである。

インタビューでも、奥様の話になると頬が緩みっぱなしだった柳葉敏郎は、芸能界でもかなりの愛妻家で有名。

 奥様との出会いは芸能界ゴルフコンペで、柳葉さんのファンだった奥様がラブレターを渡した事がきっかけだそうで……。

 取材陣からの、「男性に浮気されないにはどうすれば?」との質問に「僕らを夢中にさせてください。僕は妻に今でも夢中です!」と語り、いまでも新婚のようなアツアツぶりであることをアピールしていた。

 奥様にはメロメロの柳葉だが、そんな彼をますますメロメロにしているのは一人娘のさくらちゃん。小学校3年の時に父親を亡くした柳葉さんは、父が 生きていてくれたら自分にしてほしかったことをそのまま娘にしてあげようと心がけているそうだ。現在5歳のさくらちゃんは、パパのことが大好き。寝かせる時にそばにいるとおめめパッチリになってしまうため、柳葉さんは近づけないのだそうな……。

柳葉敏郎の人生において欠かせない存在、である室井慎次が誕生したのは、1997年。テレビシリーズ「踊る大捜査線」が始まり、青島刑事と対立するエリート刑事として登場する。この頃の室井はどちらかというと悪役側であり、演じていた柳葉敏郎も「殉職させてください」と願い出たほどだったという。しかし、湾岸署の刑事達との交流により、室井自身も変わっていき後半からは青島刑事をしのぐほどの人気となった。

 そんな室井について柳葉は「はじめの頃は演じていても、首の筋が痛くなるくらいつらかったんです。自分とは180度違うキャラクターだったし。でもこの男は、いつもぴりぴりして首がこりまくってる人間なんだなって思えた瞬間から、こいつの事が好きになった。

いろいろな思いを抱えながら、信念を持って頑張りつづける室井が今では大切な親友なんです。」と語っている。

(C)2005 フジテレビジョン ROBOT 東宝 スカパー!WT
(文・構成:FLiXムービーサイト編集部)
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  5. 『容疑者 室井信次』柳葉敏郎