シネマトゥデイ

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Facebookで投票する作品賞 Best Picture

『アーティスト』(4月7日公開)

作品情報

監督:
ミシェル・アザナヴィシウス
出演:
ジャン・デュジャルダンベレニス・ベジョ
カンヌ国際映画祭で主演男優賞を受賞して以来、ゴールデン・グローブ賞の作品賞(ミュージカル/コメディー部門)などさまざまな賞を受賞。モノクロで、ほぼセリフなしのサイレント映画としては、実に第2回(1929年)ぶりのノミネートとなる。1927年、映画がサイレントからトーキーに移るハリウッドを舞台にした大スターと新人女優の物語は,映画関係者はもちろん、映画ファンの心を熱くするものとなった。犬の名演技も話題で、フランス映画ながら、全10部門でノミネートの快挙を果たしている。
作品賞受賞のフランス映画は史上初!
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『アーティスト』でパルムドッグ賞を受賞した犬アギー、俳優(?)引退へ!

『ファミリー・ツリー』(5月18日公開)

作品情報

監督:
アレクサンダー・ペイン
出演:
ジョージ・クルーニーシャイリーン・ウッドリー
アカデミー賞作品賞受賞に最も近づくといわれる、ゴールデン・グローブ賞ドラマ部門の作品賞受賞。ジョージ・クルーニーも同賞の主演男優賞に輝いた。事故でこん睡状態になった最愛の妻に、実は恋人がいたことが発覚。主人公の葛藤を描くドラマだが、背景となる美しいハワイに、要所のユーモア、各俳優の名演技が絶妙なハーモニーを奏でている。ほかの候補作と違って「現在」を描いている上、家族のきずなという普遍的テーマはアカデミー賞好みだ。監督は『サイドウェイ』で脚色賞を受賞するなど、本賞と相性のいいアレクサンダー・ペイン。
G・クルーニーに負けない存在感!18歳美少女『ファミリー・ツリー』での撮影秘話

『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』(公開中)

作品情報

監督:
スティーヴン・ダルドリー
出演:
トム・ハンクスサンドラ・ブロック
911同時多発テロの犠牲者の家族は、どうやって悲しみを癒やしたのか。そんなテーマに、テロ以来、10年の時を経て切り込んだ感動作。天才子役、トーマス・ホーンの演技が大きな話題になっているが、彼を支えるのは、トム・ハンクス、サンドラ・ブロックというアカデミー賞受賞者。さらに監督のスティーヴン・ダルドリーは、『リトル・ダンサー』(2000)、『めぐりあう時間たち』(2002)、『愛を読むひと』(2008)と、前3作すべてでアカデミー賞監督賞にノミネートされており、スタッフ&キャストはハイレベルだ。
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『ヘルプ ~心がつなぐストーリー~』(3月31日公開)

作品情報

監督:
テイト・テイラー
出演:
エマ・ストーンヴィオラ・デイヴィス
1960年代のアメリカ南部で、黒人メイドと白人女性たちの関係をドラマチックに描く本作は、ハリウッドが長年、追い続けている人種問題がテーマ。賞狙いの作品の公開が年末に集中する傾向にある中、本作は2011年の夏公開で、観客のクチコミや批評家の高い評価で異例のロングランヒットを記録した。主演女優賞、助演女優賞にもノミネート。メインキャストの何人かは、ほかの作品賞候補にも出演しており、俳優の「層の厚さ」を感じさせる。

『ヒューゴの不思議な発明』(3月1日公開)

作品情報

監督:
マーティン・スコセッシ
出演:
エイサ・バターフィールドクロエ・グレース・モレッツ
今年のアカデミー賞で最多となる11部門にノミネート。ゴールデン・グローブ賞でもマーティン・スコセッシが監督賞を受賞した。パリの駅に隠れ住むヒューゴ少年が、亡き父が遺(のこ)した「機械人形」の秘密を探る物語。舞台は1930年代で、映画創成期のエピソードがたっぷり盛り込まれ、まさに映画愛に満ちた一作になっている点が、アカデミー賞会員のハートをも刺激する。今後の映画界を左右する「3D作品」としての映像も一級品で、撮影や美術など総合的に高い評価を受けている。
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『ミッドナイト・イン・パリ』(5月26日公開)

作品情報

監督:
ウディ・アレン
出演:
オーウェン・ウィルソンキャシー・ベイツ
過去、アカデミー賞には14作品でノミネートされる(そのうち『アニー・ホール』(1977)で監督賞と脚本賞、『ハンナとその姉妹』(1986)で脚本賞を受賞)という、驚くべき記録を持つウディ・アレン監督が、その健在ぶりを見せつけた一作。作家志望のアメリカ人が、1920年代のパリにタイムスリップ。当時の有名アーティストに出会う奇想天外な物語を、軽やかなラブコメに仕立てた。アレンの監督作としても最大のヒットを記録。アレン本人を彷彿(ほうふつ)とさせる主演のオーウェン・ウィルソンを中心に演技のアンサンブルも絶品だ。

『マネーボール』(DVD発売中)

作品情報

監督:
ベネット・ミラー
出演:
ブラッド・ピットジョナ・ヒル
メジャーリーグの異端児であるゼネラルマネージャー、ビリー・ビーン。貧乏球団を改革する彼の苦闘を、時にシビアに、時に共感たっぷりに描き、野球に興味のない観客も引き込む人間ドラマとなったのが本作。スターのオーラもたっぷりに熱演を見せたブラッド・ピットは主演男優賞にノミネートされ、初の受賞を狙う。前作『ソーシャル・ネットワーク』(2010)でアカデミー賞を受賞した脚本家のアーロン・ソーキンが今回も脚色賞にノミネート。
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『ツリー・オブ・ライフ』(DVD発売中)

作品情報

監督:
テレンス・マリック
出演:
ブラッド・ピットショーン・ペン
カンヌ国際映画祭の最高賞であるパルムドールに輝き、その後のアメリカ各地での批評家賞でも作品賞を受賞。ブラッド・ピットが演じる厳格な父を中心とした、1950年代アメリカ南部の家族のドラマだが、地球の起源にまでさかのぼる歴史も映像化。「観たことのない」世界観が賛否両論を巻き起こすなど、賞レース好みの作品であることは間違いない。巨匠テレンス・マリックは、ハリウッドでも神格化されており、大本命が存在しない今年の作品賞では大穴となる可能性もある。
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『戦火の馬』(3月2日公開)

作品情報

監督:
スティーヴン・スピルバーグ
出演:
ジェレミー・アーヴァインエミリー・ワトソン
スティーヴン・スピルバーグ監督が、戦争アクションと感動ドラマという自身の持ち味を最大限に生かした渾身(こんしん)の一作。第1次世界大戦をバックに、戦地に送られた馬が行く先々で出会う人々との激動の運命をつづっていく。最初の飼い主である少年と馬のきずなには誰もが胸を打たれ、ほかの候補作と比較しても、世代を超えた支持が集まるはず。スピルバーグは『タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密』(2011)が長編アニメ部門候補に惜しくも選ばれなかったので、本作の健闘に思いをつなぐ。
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Facebookで投票する監督賞 Directing

ミシェル・アザナヴィシウス 『アーティスト』

作品情報

監督賞、初ノミネート
1967年3月29日、フランス生まれ。セリフがすべてスクリーン上に映し出される無声映画は1920年代までの映画の標準的な形式だった。そんなオールドスタイルを21世紀によみがえらせたのが、『OSS 117 私を愛したカフェオーレ』(2006)を手掛け、『アーティスト』(2011)で初ノミネートとなるフランス人監督ミシェル・アザナヴィシウス。3D映画が当たり前の昨今、モノクロの豊潤な映像で多くを語った手腕は、まさしく絶品。主要前哨戦をことごとく制し、本命の座に躍り出た。
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アレクサンダー・ペイン 『ファミリー・ツリー』

作品情報

監督賞、2回目のノミネート
1961年2月10日、アメリカ生まれ。監督部門では『サイドウェイ』(2004)に続いて2度目のノミネート。人間の滑稽(こっけい)なほどの情けなさを、シニカルかつ温かく描くことのできる監督として知られている彼が、本作ではその手腕を遺憾なく発揮。こん睡状態の妻の浮気を知り、慌てふためく男の悲喜劇をユーモアたっぷりに描き出しつつ、人生の機微を鮮やかに浮き彫りにしてみせた。ゴールデン・グローブ賞ドラマ部門の作品賞を制し、勢いづいての参戦だ。
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マーティン・スコセッシ 『ヒューゴの不思議な発明』

作品情報

監督賞ノミネート、7回目(うち1回受賞)
1942年11月17日、アメリカ生まれ。『ディパーテッド』(2006)で監督賞を受賞してから5年を経て、鬼才が7度目のノミネート。過去の彼のノミネート作は『レイジング・ブル』(1980)、『グッドフェローズ』(1990)など硬派なドラマばかりだったが、今回の『ヒューゴの不思議な発明』(2011)は何とファンタジー。孤児の少年の冒険を描きながら、映画草創期の巨匠ジョルジュ・メリエスにオマージュをささげる。映画愛をうたった物語はハリウッド映画人の心の琴線に触れるはず。
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ウディ・アレン 『ミッドナイト・イン・パリ 』

作品情報

監督賞ノミネート、7回目(うち1回受賞)
1935年12月1日、アメリカ生まれ。監督部門では実に17年ぶり、7度目のノミネート。本作は作家志望の米国人脚本家が、現代のパリから1920年代の芸術全盛期にタイムスリップするというユニークなファンタジー。奇抜な設定に加え、職人芸ともいうべきユーモアや、アーティストの本音などの要素も組み込まれ、味わい深い逸品に。全米では自身の作品中、最大のヒット作に。初ノミネート・初受賞を果たした『アニー・ホール』(1977)以来となる、34年ぶりの栄冠を射程にとらえた!
ウディ・アレン監督を直撃!『ミッドナイト・イン・パリ』を語る

テレンス・マリック 『ツリー・オブ・ライフ』

作品情報

監督賞ノミネート、2回目
1943年11月30日、アメリカ生まれ。『シン・レッド・ライン』(1998)に続く2度目のノミネート。寡作で「伝説の巨匠」と呼ばれているマリックだが、映画人の尊敬を集めているのは紛れもない事実。対象作『ツリー・オブ・ライフ』(2011)がカンヌ国際映画祭で最高賞のパルムドールを射止めているのは、その証明だ。厳格で暴力的な父と、信仰のはざまに立つ少年の苦悩に自身の体験を投影し、芸術的な映像で描き上げた野心作だけにアカデミー会員も無視できないかも。

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