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臼田あさ美、演技派女優として開眼!「目が語っている」と監督も絶賛

臼田あさ美、演技派女優として開眼!「目が語っている」と監督も絶賛
「目が素晴らしい」と絶賛された臼田あさ美

 ベルリン国際映画祭にも出品された映画『桜並木の満開の下に』の完成披露試写会が4日に行なわれ、主演の臼田あさ美と舩橋淳監督が舞台あいさつに登壇した。臼田は「今風のはやりの映画ではないかもしれない。でもじっくりやりました。大切に観てほしい」と静かだが熱い思いをうかがわせた。

 本作は、震災後の茨城県日立市を舞台に、突然の事故で最愛の夫を失い、その悲しみを乗り越えるヒロインの姿を、美しい桜並木を背景に描く。臼田は、一度憎しみを抱いた相手との恋愛に戸惑うヒロイン・栞(しおり)を見事に演じ、演技派女優として新境地を開いたことが話題になった。

 「役柄ではほとんど笑うこともなく、監督からは瞬きをしないでといわれて大変でした」と撮影を振り返った臼田。「悲しい経験を自分に置き換えて演じる、という考え方をやめて、監督がうまく引き出してくれるのにお任せして、現場で芽生えた感情を大切に演じました」と力みがなかった様子。ナチュラルだがしっかりとした存在感を残す演技が、本作でも光る。

 舩橋監督は本作について「小津安二郎や木下恵介など、日本映画がかつて得意としていた人間の心理を描く劇を撮りたかった」と制作意図を明かした。「人の心の中、足元をずっとのぞいていく。そのためには臼田さんの目が必要だった。彼女の目が語っている映画です」とのことで「僕の演出はダメだけど、演じ手は立派です。180度変わる臼田さんを観てほしい」と呼び掛けた。

 本作は今年2月、第63回ベルリン国際映画祭フォーラム部門に出品。舩橋監督はこれにより、監督第2作の『ビッグ・リバー』(2006)以降、『谷中暮色』(2010)『フタバから遠く離れて』(2012)と4作連続でベルリン国際映画祭出品という快挙を達成した。 (取材・岸田智)

映画『桜並木の満開の下に』は4月13日よりテアトル新宿ほか全国順次公開


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