ハリウッド・ゴシップ2

2000年5月8日

Vol.2

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エドワード・ノートン、彼女のために語学特訓中
エドワード・ノートンが恋人で『ワイルド・ワイルド・ウエスト』などに出演しているメキシコ出身の女優サルマ・ハエックに、5カラットのダイヤの婚約指輪(15万ドル也) を贈った。付き合い始めてまだ数ヶ月なのにノートンは早くもサルマにプロポーズ、彼女のためにスペイン語の集中講座を受けている。日本語（大阪弁）も得意なノートンだから、あっと言う間にマスターするはず。そういえばサルマの前の恋人の名もエドワードで日本語ペラペラ。そう、鈴木保奈美の引退映画『いちげんさん』で相手役を務めたエドワード・アタートンなのだ。何とも奇妙な偶然だが、スターとしてのランクは数段上のノートンをゲットしたサルマは故郷のメキシコでの結婚式を早速夢見ているらしい。

ベン・アフレックがネットで購入した本は？
スターになると、ネット・ショッピングするにも注意が必要。何を買ったか、バレてしまうこともあるからだ。その被害にあったのがベン・アフレック。彼が有名なオンライン書店で買ったものは……。真珠湾攻撃に関する分厚い研究書数冊。ベンは映画"Pearl Harbor"の撮影中だから、なかなか勉強家だ。それと一緒に自分について書かれたファン向けの本２冊って、ちょっと変わってる。さらにマズいのは、エッチなDVDソフト数枚。ヨリを戻したばかりのグウィネスには知られたくない買い物じゃない? ちなみに彼女はインドや仏教音楽のCDをよく買っているとか。

キャメロン、ドリュー、地獄の特訓中
70年代の人気ドラマ「チャーリーズ・エンジェルス」の映画版に主演するキャメロン・ディアス、ドリュー・バリモア、そして「アリーmyラブ」から大抜擢されたルーシー・リウのトリオは役作りのため厳しいトレーニング中だが、すさまじいライバル意識が生まれ、仲は最悪。武道が得意なルーシーは他の2人のようにスターとして扱ってもらえないことやドリューが簡単な空手チョップも出来ないと腹を立てている。この件は関係者も「ドリューは撮影のペースを遅らせている」と認めている。それぞれが自分の役を1番セクシーでクールにしようと争っているというし、かなり殺気立った現場のようだ。

ジェニファー・ロペス、マシュー・マコノヒーのいたずらにイライラ
現在、映画"The Wedding Planner"を撮影中のジェニファー・ロペスとマシュー・マコノヒー。現場の２人はまるで老夫婦のように息がピッタリだという。そんな撮影合間の気晴らしにマシューが持ってきたのはダーツ。裸でボンゴを叩いてるところを警察に踏み込まれた経歴の持ち主にしてはおとなしい。ところが、マシュー、やっぱりやってくれました。ダーツ盤のど真ん中になんと、ジェニファーの写真を貼り付けていたのだ。さすがに彼女もこれにはいい顔をしなかった。ジェニファーのコワモテの彼氏、パフ・ダディに知れたら、今度こそヤバいんじゃない？

若くても、夫婦の絆はしっかり
25歳と24歳という若さで、6カ月の娘もいるライアン・フィリップ(『54』)とリース・ウィザースプーン (『クルーエル・インテンションズ』)夫妻。女優の仕事に子育てに、と大忙しのリースは、自分の仕事を優先させてばかりのライアンに不満をつのらせている。だが、2人に近い関係者は離婚の危機はないと断言する。「ライアンはリースを尊敬してるよ。彼は結婚生活を守るためなら何だってするはずさ」。リース本人も「結婚って長い時間をかけるものだと思う。つらい時もあるかもしれないけど、私たちが愛し合ってるってことが一番大切なの」とコメント。ごちそう様！

ジョニー・デップ、新作でウァネッサと共演
ウァネッサ・パラディとの間に生まれた娘がもうすぐ1歳の誕生日を迎えるジョニー・デップが『ラスベガスをやっつけろ』のテリー・ギリアム監督の新作でスペインの名作「ドン・キホーテ」をもとにした"THE MAN WHO KILLED DON QUICHOTTE" に出演する話が進んでいる。ジョニーの役はドン・キホーテに会うためにタイム・スリップする広告ディレクター。ドン・キホーテは『髪結いの亭主』のジャン・ロシュフォール、そして彼の憧れの女性をウァネッサが演じる。原作とはかなり違う展開になるはずだから、ジョニーとウァネッサがどんな関係になるか楽しみ。撮影は秋からスペインとイギリスで開始予定だ。

デウィッド・ボウイ、53歳にしてまたパパに 　
50歳過ぎてもスリムな体型を保ち、母国イギリスの映画界で活躍中のデウィッド・ボウイ。彼の妻でソマリア出身の元祖スーパーモデル、アイマン(44)が妊娠中と発表した。結婚8年目のおめでたに彼女は大喜びで、故郷に伝わる神秘的な風習のおかげだと話す。「アフリカでは、妊娠したい時に別の女性の赤ちゃんを抱くと願いがかなうのよ」。昨年9月、仕事で一緒になったモデルが連れてきた赤ちゃんを1日中抱き続け、数日後に妊娠したという。マドンナ、『アメリカン・ビューティー』のアネット・ベニンクと今年はマル高出産ラッシュ!

ケイト・ウィンスレット、もうすぐママに
『グッバイ・モロッコ』で知り合った助監督ジェイムズ・スレプルートンと1998 年に23歳の若さで電撃結婚したケイト・ウィンスレット。先月妊娠が発覚した彼女が、9月下旬に誕生予定の初めての子供について「幸せだし楽しみ」と語った。母親になることでキャリアが中断されることは怖くないという。『タイタニック』の撮影のときもキャメロン監督やディカプリオに「男にしたいほどさっぱりしていて頼りがいがある」と言われていたウィンスレットのこと、きっとたくましく母親業と女優を両立させてゆくことだろう。ちなみに彼女はジェフリー・ラッシュ（『シャイン』）共演の “Quills”の撮影を終えたばかり。最近のインタビューでは「映画を通じて人生を冒険させていきたい」と意欲を見せている。

「アリーｍｙラブ」の主役は飽きた？
ＴＶドラマ「アリーｍｙラブ」のアリー役で人気を集めているカリスタ・フロックハート。恋に仕事に忙しい弁護士アリー役がすっかり板についている彼女だが、インタビューに答えて「ちょっと飽きてきたかも。新しい方向にも手を広げたい。ジュリアナ・マーグリーズが「ER」を辞めた気持ちがわかる」と気になる発言をしたことが明らかに。とはいえフロックハートは5年の出演契約を結んでいて、ドラマは第3シーズンの真っただなか。広報担当者も彼女はアリー役に十分満足していて番組を降りることはない、とコメントしている。ちなみに映画女優としても活躍している彼女は、『17　セブンティーン』でブラッド・レンフロの年上の恋人役、『バードケージ』ではロビン・ウィリアムズの息子の婚約者役を演じている。アリーファンなら、一度ビデオでチェックしてみると面白いかも。

スピルバーグ監督の新作、ついに決定！
スティーウ゛ン・スピルバーグ監督の新作が、故スタンリー・キューブリック監督の未完成作品“A．I．” に決定した。アカデミー監督賞を受賞した『プライベート・ライアン』の次回作候補として、祇園が舞台の『さゆり』、トム・クルーズ主演予定の“Minority　Report”、大ベストセラー小説『ハリー・ポッターと賢者の石』の映画化、と企画の話ばかりが先行していたスピルバーグだったが、今回は本人が声明を出したので、間違いないだろう。A．Iとは「人工知能」のこと。スタンリーは20年近くもこのテーマの構想をあたためていたらしく、スピルバーグは「私自身の要素も加え、彼のウ゛ィジョンを最大限に映像にするつもりだ」と話している。製作は7月に開始し、2001年夏の公開を目指すという。

チャーリー・シーン、更正を誓う
ハリウッドきっての悪ガキはもう卒業か？　病気で降板したマイケル・J・フォックスに代わって、TVシリーズ "Spin City"に出演することになったチャーリー・シーンが、約２年間の保護観察期間を予定より71日早く終えた。保護観察を受けていたのは、彼の飲酒および麻薬中毒と96年に当時の恋人への暴力事件で有罪が確定したため。『地獄の黙示録』などの名優である父、マーティン・シーンが麻薬から立ち直らせようとに、息子の逮捕を要請した。その後、悪い習慣と縁を切り、社会奉仕活動を続けたチャーリーは「長い道のりはまず第一歩からというが、僕の場合、それは２年前の法廷だった。何もかも、その時からいい方向に進んでいるよ」と心を入れ替えたよう。

トム・クルーズ、天才数学者役に挑戦か？
今夏『M:i-2（ミッション・インポッシブル2）』が公開されるトム・クルーズ。今年はスピルバーグ監督のもとで『マイノリティ・リポート』に主演の予定だったが、監督が先に"A.I."を撮ることになり、スケジュールに変更が生じた。いくつかの候補作品の中で実現の可能性が高いのは、ロバート・レッドフォードが監督する''A Beautiful M ind'' 。ノーベル賞を受賞したハンサムな数学者が主人公。実は精神分裂症でもあるこの役は、ジム・キャリーもこの役を狙っているらしい。

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