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ニキフォル 知られざる天才画家の肖像 (2004)

60年、ポーランド南部の保養地クリニツァで、役所の美術担当として働くマリアン(ロマン・ガナルチック)は、嫌々ながらも変人の放浪画家ニキフォル(クリスティーナ・フェルドマン)の面倒を見ることに。言語障害を持ち、頑固でわがままな上に肺結核を患うニキフォルに、うんざりさせられっぱなしのマリアンだったが……。


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  • 峪口丈輝 様
    ★★★★★
    2007年6月29日
    地元では上映していなくて、隣の県の小さな劇場で上映していたので見に行きました。人は半分も入っていなかったのですが、とてもいい作品でした。言語障害の路上生活者の老人で、自分で描いた絵を観光客に売るのを生業としていたニキフォルが、役場に勤めるマリオンのアトリエに居ついた事からストーリーは始まるのですが、実際に映画を見てみないと良さの解らない作品です(自分が口下手で説明できないのも理由なんですが…)。小さな劇場でひっそりと上映していた作品なので、多分、DVDになる可能性は低いかもしれないのが、とても残念です。
  • 匿名 様
    ★★★★★
    2006年11月12日
    あえてドラマティックな演出を施さず淡々と綴られる語り口が、見るものに孤高の画家ニキフォルの人生をリアルに感じさせる、近年稀にみるウェルメイドな大人の鑑賞に堪えうる映画。主演のクリスティーナ・フェルドマンの演技には、ただただ脱帽!
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