■格差社会■この映画では、先進国の日本と、発展途上国のメキシコやモロッコの格差が、浮かび上がるけど、チエコの暮らしは、日本国内(チエコとわたし)の格差も浮かび上がらせました。わたし自身も見下ろされる事によって、地球規模でも国内でも起こっている経済格差を実感しました。■聾唖であることは、当人の努力では治しようがありません。ハンディキャップに向けられる‘同情的な視線’、つまりまた別の“格差”、それを跳ね除けるような描き方は、日本人監督だったら出来なかったと思います。■ My Blog ■ さくらの映画スイッチ