イタリアのミラノ出身のクラウディオ・アバドは、1990年にカラヤンの後任としてベルリン・フィルの音楽監督に就任。2000年ガンに倒れるが見事復帰し、ベルリン・フィル退任後に若手を中心としたオーケストラと共に活動を再開する。そして今回、彼はルツェルン祝祭管弦楽団を率い、まずはチャイコフスキーの幻想序曲「テンペスト」を披露する。