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核の傷:肥田舜太郎医師と内部被曝 (2006)

軍医少尉として広島陸軍病院に赴任していた1945年8月6日に原爆によって被爆し、そのままほかの被爆者たちの治療に尽力してきた医師・肥田舜太郎。その際に直接の被爆を免れた人々も体の不調を訴えるという原因不明の症状を発症することに疑問を抱え続けていた彼は、戦後30年を経てアーネスト・スターングラス博士が低線量被曝についての研究を記した著書「低レベル放射能」と出会い、その答えを得ることに。低線量被曝の脅威だけでなく、原爆投下後の調査でつかんだ同被爆の影響をアメリカと日本が隠ぺいしていたことに、肥田医師は衝撃を受ける。


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