カナダで生活するドイツ人のマルガレーテ(マリアンネ・ゼーゲブレヒト)は夫に先立たれ、長きにわたり暮らしてきた家を離れて長女マリー(アネット・フィラー)一家と暮らすことに。敬虔(けいけん)なカトリック信者の彼女は、以前から楽しみにしていたローマ旅行を心待ちにしていたが、その話はうやむやにされてしまう。結局マルガレーテは手紙を残し、一人でローマへと向かい……。
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