人間の遺伝子にはたくさんの情報が蓄えられているが、生涯を通じてその数パーセントしか使用されない。「眠っている遺伝子のスイッチをオンにすれば、人間の可能性は無限大」と提唱する筑波大学名誉教授村上和雄博士の研究の軌跡と、遺伝子がオンになり可能性を開花させた人々の奇跡的なエピソードを追う。