他界した父親が持つパリ・マレ地区のアパートを相続するため、ニューヨークからパリにやって来たマティアス(ケヴィン・クライン)。マティアスは物件を売った金で、借金を返そうと思っていた。しかし、フランスの不動産売買制度「ヴィアジェ」によって、アパートに住む老婦人マティルド(マギー・スミス)が死ぬまでは部屋の売却は難しく、さらに彼女に年金を支払い続けなければならないことを知らされる。
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