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ディーパンの闘い (2015)

ディーパン(アントニーターサン・ジェスターサン)は“タミル・イーラム解放の虎”の兵士としてスリランカ内戦で戦うが、妻子を失い失意の底にいた。一方、女性(カレアスワリ・スリニバサン)は、移住許可を取りやすくすべく難民キャンプで孤児の少女(カラウタヤニ・ヴィナシタンビ)を探し当てる。海外渡航のあっせん事務所を訪れた彼女たちは、ディーパンと共に偽装家族として出国する。


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  • 「ディーパンの闘い」
    ここなつ映画レビュー
    2016年4月11日
    カンヌ国際映画祭パルムドール受賞作品。内戦により国を追われたスリランカ人が移民先の地で暮らしていく様を描いた力作。スリランカでの内戦の爪跡、フランスでの移民問題だけでなく、「家族」の在り方も描いている。そしてそう、闘いはどこの地でも起こり得る、ということも。闘いはどこの地でも起こり得るんだ。それはラストに至るクライマックスのことだけを指しているのではない。自己との闘い、Yes、もちろんそうだ。人生は全て選択と闘いの繰り返しなのだ。あとから思い返すと、そのことがじわじわと効いてくる。兵士だった自分を捨て、異国 ...[外部サイトの続きを読む]
  • 「ディーパンの闘い」
    元・副会長のCinema Days
    2016年3月6日
    (原題:DHEEPAN )第68回カンヌ国際映画祭で大賞を獲得した作品だが、そのアワードにふさわしい内容かどうかは別にしても、楽しめる映画であることは確かだ。少なくとも、同映画祭で本命視されたトッド・ヘインズ監督の「キャロル」よりは求心力が高く、見応えがあ... ...[外部サイトの続きを読む]
  • ディーパンの闘い~移民の中でも少数派
    佐藤秀の徒然幻視録
    2016年2月22日
    公式サイト。フランス映画。原題:Dheepan。ジャック・オーディアール監督。アントニーターサン・ジェスターサン、カレアスワリ・スリニバサン、カラウタヤニ・ヴィナシタンビ、ヴァ ... ...[外部サイトの続きを読む]
  • ディーパンの闘い
    映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評
    2016年2月13日
    Dheepan [DVD]内戦下のスリランカを逃れた元兵士ディーパンは、フランスに入国するため、赤の他人の女ヤリニと孤児の少女イラヤルと共に、偽装家族を装い、難民審査を通り抜ける。団地 ... ...[外部サイトの続きを読む]
  • ショートレビュー「ディーパンの闘い・・・・・評価額1650円」
    ノラネコの呑んで観るシネマ
    2016年2月11日
    その男、危険につき。 昨年のカンヌ国際映画祭で、「サウルの息子」を抑えて最高賞のパルム・ドールに輝いた作品。 物語の背景になっているのは、現代ヨーロッパの移民問題である。 タイトルロールのディーパンは、スリランカで政府軍と長年に渡り血で血を洗う内戦を繰り広げたゲリラ組織、“タミル・イーラム解放の虎”の元兵士。 スリランカ内戦は2009年に政府軍の全面勝利で一応の終結を見たが、政府... ...[外部サイトの続きを読む]
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