歌いながら泣く不思議なシーンはあり?なし?

第21回東京国際映画祭

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(写真左から)ガリン・ヌグロホ監督、アユ・ラクスミ、ナディア・サフィラ、イクラナガラ

 22日、TOHOシネマズ六本木ヒルズにて、第21回東京国際映画祭コンペティション部門に出品されている映画『アンダー・ザ・ツリー』が上映され、ガリン・ヌグロホ監督と出演者のアユ・ラクスミ、ナディア・サフィラ、イクラナガラが上映終了後にティーチインを行なった。

 本作は、観光地として日本でも人気の高いインドネシアのバリ島が舞台。ガリン監督はバリを舞台にした理由を「バリは天国の島といわれているが、社会的な問題が存在することを描きたかった」と語った。本作のストーリーを作る上では、今年インドネシアで何件か起こった家族が無理心中をする事件からインスピレーションを得たという。「これは世界全体に対する警告の一つではないかと思っています。21世紀の問題として環境、社会がどのような問題を抱えているかをこの作品を通して、提示できたのではないかと思っています」と語った。

 シリアスな問題を扱った映画のため、ティーチインも非常にまじめな雰囲気だったが、「映画の中で、俳優さんたちがひんぱんに歌うが、それはなぜ?」という質問を聞いたガリン監督とキャストたちが急に笑いだした。するとガリン監督は「人間はいろいろな形で会話をできると思います。言葉、歌、踊りなど、いろんな手段があるでしょう」と説明した。その例として、「隣にいるアユさんが映画の中で、母親と歌いながら泣くシーンがありますが、本当はしゃべりながら泣くシーンだった。でも彼女はそれができなくて、歌いながらだったら泣くことができたんです(笑)。でもわたしはこれはこれでいいんじゃないかということで、そのままカメラを回したんです」と撮影時の興味深いエピソードを教えてくれた。

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