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オダギリジョーのぶっ飛んだ夢日記は、アントニオ猪木を食べ過ぎた?

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ぶっ飛んでいます。
ぶっ飛んでいます。

 20日、話題の映画『悲夢(ヒム)』の記者会見がセルリアンタワー東急ホテルで行われ、来日したキム・ギドク監督と主演のオダギリジョーが登壇した。

映画『悲夢(ヒム)』

 キム監督とオダギリ、互いの才能に惹(ひ)かれ合い、互いの熱烈なラブコールで実現した本作。作品の中には夢見るシーンが数多く登場するが、二人とも昔から夢日記を付けていたそうで、そろって「夢にはとても興味を持っている」とコメントした。オダギリは「20代前半から、目覚めた瞬間に覚えている夢のシーンや言葉をノートに書き付けていますが、後で読み返すと、ぶっ飛んでいてとても面白い。こんなキチガイじみたことが頭の中で起こっているんだなあと……。一番笑ったのは『アもたれ』。実はこれ、アントニオ猪木の食べ過ぎで胃がもたれるという夢だったんです」と話し、会場の笑いを誘った。

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 撮影は今年1月、約1か月間かけて行われたが、その間、毎日のように酒を酌み交わし、親交を深めたという二人。「オダギリさんはノートパソコンを現場に持ち込み、撮影の様子などを細かく打ち込んでいました。今まで15本の映画を撮ってきたけれど、現場にノートパソコンを持ってきた役者は彼一人」とキム監督がからかうと、オダギリは「僕は作品ごとに構成や流れを組み立てるためにノートパソコンを使っていますが、いつも持ち歩いているわけじゃないですよ」と笑いながら反論した。

 最近、海外作品への出演が続いているオダギリだが、「海外での撮影は精神的にも肉体的にもかなりやられるし、ぶちキレそうになることもたびたび。でもこの作品の現場はとても楽しかったし、これほど監督と親しくなった経験は今までにない。出来上がった作品自体も大好きです」とコメント。キム監督は「複雑なようだが、実はわかりやすい映画です。できれば(より深く理解するために)2度観てほしいですね」とアピールした。

 『悲夢(ヒム)』は別れた恋人を忘れられず、彼女の夢を見続ける男(オダギリ)と、別れた恋人が憎くてたまらない夢遊病の女(イ・ナヨン)。二人が狂おしいほど切ない恋に落ち、運命にほんろうされていく姿を描いた悲恋劇。伝統的な韓国家屋や寺院などで撮影された映像は美しく幻想的。

映画『悲夢(ヒム)』は2009年2月初旬より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ渋谷ほかにて全国公開。

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