ピュアで妖艶な「空気人形」にペ・ドゥナ!持ち主に板尾創路…是枝監督9年越しで映画化!

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「いってらっしゃいませ、ご主人様」と萌え~な空気人形演じるペ・ドゥナ

 映画『誰も知らない』で世界中から注目を浴び、最近では映画『歩いても 歩いても』で第51回ブルーリボン賞監督賞をはじめ各賞に輝いた是枝裕和監督の最新作映画『空気人形』がぺ・ドゥナの主演で映画化される。

 そのほかの出演者にレンタルビデオ屋従業員にARATAや、空気人形の持ち主に板尾創路など個性派が名を連ねるほか、オダギリジョー寺島進富司純子らそうそうたるメンバーが脇を固めている。

 2000年に業田良家の傑作短編集「ゴーダ哲学堂 空気人形」に出会った是枝監督は、映画化を決心し、9年越しでついにそれを実現させた。空気人形とは文字どおり空気で膨らませる、人間の実物大の人形。男性の疑似性交用に使用されることも多い。

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 その人形が心を持ってしまったら……というファンタジーは、切ないまでの心理描写で展開する。空気人形を演じるのは、『リンダ リンダ リンダ』で女子高生バンドのボーカルを好演したペ・ドゥナ。難しい役どころに体当たり演技で大胆かつ繊細(せんさい)に演じ切る。また、本作は映像の美しさも見どころの一つで、独特の世界観を映し出してきた国際派カメラマンのリー・ピンビンが撮影を担当し、誰も見たことのない美しくつややかな東京を浮かび上がらせる。

 脚本・編集・監督を担当し、思い入れたっぷりの是枝監督は原作と出会ったときの感動を今でもはっきりと覚えているらしい。死を覚悟しながらも一回限りの生をまっとうしようと決意した人形が「哀しくてうれしい……」となげくとき、そこには紛れもなくわたしたちの人生が重ね合わされて聞こえてきたという。「映画は空気人形という存在を通して、人と人がつながっていく形をとりたい。そのつながりという関係の中で人は成長(変化)していく。そこにこそ生の本質があるという人間観の反映である。『空気人形』は表面上は恋愛映画であるが、作品の奥底にあるのは、人は自らの空虚感をどのように埋められるのか? 生きるとはどういうことか? 人間とは何か? といった本質的なことを問いかけている」とかなりメッセージを含んだ映画であることを明かした。

 また、空気人形を演じるペ・ドゥナは、空気人形という存在について「かわいくて穏やかだけれど、どこか寂しさを感じさせ、そして悲しくも美しいストーリーで、心が痛くなりました。わたしが演じながら一番重要に思っているのは心です。空気人形は、まるで産まれたばかりの赤ちゃんのように透明で、きれいで、汚れのない心を持っています」とピュアな精神のもと演じていることも明かした。

すでに撮影はクランクアップし、公開は今年の秋を予定している。配給はアスミック・エース

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