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山田孝之に直撃インタビュー!お気に入りは「パパラッチ!」

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お気に入りは「パパラッチ!」山田孝之
お気に入りは「パパラッチ!」山田孝之

 第1回沖縄国際映画祭で、グランプリのゴールデンシーサー賞を受賞し話題となった映画『鴨川ホルモー』で、ハジけた演技を披露している山田孝之に話を聞いた。

映画『鴨川ホルモー』写真ギャラリー

 本作は、京都で千年前から続くとされる、オニを操り戦う謎の祭り“ホルモー”を行うサークルに入った、大学生たちの青春を荒唐無稽(むけい)な展開でエネルギッシュに描く爆笑コメディー。山田は、自身が演じたイケテない大学生の安倍について「不快なやつにしようと思いました(笑)。気持ち悪い表情や動きをするし、ネチネチしてるし、ハッキリしないし……」と語り、観客が「何だよ、コイツ!」と感じるようなキャラクターにしたという。

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 本作の異色さを説明するに十分なコメントだが、さらに山田は「安倍のような人間に振り回されたら大変だろうし、友だちにはならないと思います(笑)。なりたくないというより、なれないです。彼の考えていることはわけがわからないので」と続ける。演じている役者がここまでキャラクターをケチョンケチョンに言うとは、『鴨川ホルモー』とは一体どんな作品なのか。

 本作の見どころを挙げるとするならば、やはり“ホルモー”を行うシーンだろう。キャラクターそれぞれが小龍包のような顔の小さなオニを操り、バトルを繰り広げるのだが、その際に必要なのは「パパラッチ!」「ゲロンチョリー」などのオニ語と、振付師パパイヤ鈴木による奇抜なポージング。「一番のお気に入りは『パパラッチ!』かな? マークしろって意味なんですけど、そのまんまですね(笑)」と山田。

 最後に本作をこれから観る方々にメッセージをお願いすると、「泣くところもないし、感動があるわけでもない。何も考えずに楽しく観れて、終わった後も何も残らない映画」と驚きの答えが。しかし「でも『あー、くだらね!』って言える作品ってそうそうないと思うし、金の無駄になるような作品では決してありません。本当に面白いです!」と続ける。撮影現場は学生のノリのようであったと山田は回想する。そのワイワイ感は現場での自己満足に終わることなく、楽しさが画面から十分に伝わってくる。謎多き本作で、裸すら辞さない体を張ったコメディー演技を披露する山田の姿も必見だ。

映画『鴨川ホルモー』は4月18日より全国公開

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