常にハリウッドの一線で活躍してきたジェフ・ダニエルズが新作を語る!
人気テレビドラマ「ギルモア・ガールズ」に出演していたローレン・グレアムと、常にハリウッドの一線で活躍してきたジェフ・ダニエルズが、新作映画『The Answer Man』(英題)について語ってくれた。本作は、ベストセラー作家である変わり者のアーレン・フェイバー(ジェフ)が、シングルマザーのエリザベス(ローレン)と出会ったことで、人との交流を広げようとする。
このアーレンというキャラクターは、監督ジョン・ハインドマンの父親がモデルらしい。「ジョン監督にとって、彼の父親は重要な人物なのさ。その父親の知恵が映画のアイデアとなっているからね。僕のキャラクター、アーレンに変化が訪れるのも、ジョンの父親の見解から生まれきたものなんだ。それにジョン監督の父親も出演しているよ」とのこと。
これがジョン監督にとってデビュー作であるにもかかわらず、人気俳優であるジェフはなぜ出演したのだろう? 「すでにローレンの出演が決まっていて、脚本を渡されたんだ。僕はいつも、セットで演技をしているときに、現場で面白い脚本を探しているんだよ。この脚本は最初から最後まで飽きることなく読めたんだ。それにローレンのコメディーのセンスは素晴らしいもので、彼女の出演も決め手になったのさ!」とコメントしてくれた。
ジェフが出演していたブロードウェイミュージカル「God of Carnage」は、今年のトニー賞で3部門を受賞している。にもかかわらず、その後6週間もの休暇を取ったジェフ。「ほとんどの人間は『あいつは、一体何を考えているんだ?』と思っただろうね。実はトニー賞の成功で、4月から舞台の延長を交渉していたんだ。10月から舞台に出るつもりさ!」とやる気満々に答えてくれた。(取材・文:細木信宏 / Nobuhiro Hosoki)