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『ヱヴァ新劇場版:破』も大ヒットの庵野監督、「映画は監督のものじゃない!」と心中を告白!!

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庵野秀明監督と樋口真嗣監督
庵野秀明監督と樋口真嗣監督

 27日、東京・新宿バルト9で人気海外ドラマ「バトルスター・ギャラクティカ」のスピンオフ作品「RAZOR/ペガサスの黙示録」DVDリリースを記念したDLP上映会が開催され、庵野秀明監督と樋口真嗣監督がトークショーを行った。

 総監督を務めた最新映画『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』が興収30億円を突破する大ヒットを記録している庵野監督は、「ギャラクティカ」シリーズのお気に入りキャラクターとして、戦艦ギャラクティカのアダマ艦長を挙げ「やっぱり船(宇宙船)といえば、艦長ですよ。わたしの船っていう美意識がカッコいいいじゃないですか」とコメント。司会者から「艦長と監督というのは似たものを感じますか?」と問われると、「映画は観客、スタッフ、キャストのもの。監督のものではないですね」と自身が考える監督論を語っていた。

 一方、今年1月に行われた主演女優グレイス・パーク(ブーマー役)の来日イベントに出席した樋口監督は、隣に立つ庵野監督を見つめながら、「今日、ブーマーは来てないの? 身長は同じくらいだけど……」と少々残念そうな表情。しかし、グレイスと対面した際に、ネットオークションで落札したギャラクティカ艦隊のフィギュアに直筆サインをもらった思い出をうれしそうに語り、一ファンとしてのミーハーな素顔を披露していた。

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 「バトルスター・ギャラクティカ」は機械生命体と人類が繰り広げる壮絶なバトルを描いたサバイバルアクション。SF作品ながらそのクオリティーの高さが評価され、アメリカのテレビ批評家協会賞の最優秀テレビ番組賞を受賞している。スピンオフ作品「RAZOR/ペガサスの黙示録」はシーズン2の傑作エピソード「ペガサス3部作」とその後日談を描いた内容になっている。

DVD「RAZOR/ペガサスの黙示録」は9月25日よりデイライトから発売(税込み:3,990円)

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