憲法21条は守るべき!上映中止になった『ザ・コーヴ』出演者で「わんぱくフリッパー」のイルカ調教師が遺憾の意

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映画『ザ・コーヴ』より - (C) OCEANIC PRESERVATION SOCIETY. ALL RIGHTS RESERVED.

 日本のイルカ漁を描いた映画『ザ・コーヴ』がたび重なる抗議活動や街宣予告を受け、東京での上映中止に追い込まれたが、この事態について日本の映画配給会社アンプラグドを通じて映画『ザ・コーヴ』の監督と出演者がコメントを公表した。

映画『ザ・コーヴ』予告編

 本作の監督であるルイ・シホヨス監督は、今回の上映中止が日本人の一部過激な人々が招いた事態で残念であると現在の心境を表し、「多くの日本の方が、この映画で描かれていることは一体何なのか今まで以上に興味を持たれたのではないかと思います。今回攻撃をしてきた方々は、この映画の内容について議論することに恐怖に感じているのではないでしょうか? 日本でこの映画を観ることができるよう、勇気ある日本の皆さんが、上映できる映画館を見つけてくださることを祈っています。そして、あの入り江(ザ・コーヴ)が、人々や自然のための国立公園としてよみがえってくれることを望んでいます」と上映を切望していることを語った。

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 また、テレビドラマ「わんぱくフリッパー」(日本でも1966年より放映)のイルカの調教師でもあった本作の出演者リック・オバリーは、「『ザ・コーヴ』は本年度アカデミー賞をはじめ、世界中の主要な映画賞を総なめにしてきました。これは本作のエンターテインメント性の高さに注目してくれた結果だと思っています。憲法21条は守られるべきです。日本のみなさんの観る権利や個人の表現の自由は守られるべきだと思います。一部の過激な人たちが、人々から本作を観る権利を奪うことは、民主主義を脅かす行為だと思います」と憲法21条の表現の自由にふれるコメントを寄せた。

 映画『ザ・コーヴ』は、第82回アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞を受賞し、6月26日から渋谷シアターNをはじめシネマート六本木など東京の映画館で上映が決まっていたが、映画館に対し度重なる抗議や街宣活動予告があり、昨日急きょ上映中止が決まった。また東京だけでなく大阪シネマート心斎橋での上映も中止が決まった。

 配給元のアンプラグドでは上映中止の理由について「公開が近づくにつれ、シネマート六本木に対しての抗議電話や弊社さらには取引先様への街宣活動の予告を受けるようになり、劇場近隣店舗、取引先さらには個人の方に対し多大なご迷惑をお掛けする可能性が高まった。劇場をご利用いただくお客様が安心して映画をご鑑賞いただく環境を阻害されることが懸念される状況になった」と説明している。

 また、6月8日に予定されていた出演者のリック・オバリーの来日は予定どおり行われる。

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