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アントニオ猪木、男泣きで感無量!?…レスラーデビュー50周年で映画初主演作ついに初日

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猪木の目に涙?
猪木の目に涙? - (C) 『ACACIA』製作委員会

 12日、角川シネマ新宿にて、映画『ACACIA-アカシア-』初日舞台あいさつが行われ、主演のアントニオ猪木、林凌雅辻仁成監督が登壇した。

映画『ACACIA-アカシア-』写真ギャラリー

 プロレスラーとしてデビューしてから50周年という節目を迎える今年、映画初主演作が公開されることとなった猪木。この日は登場するなり「元気ですかー!」といつものようにハイテンションであいさつしたものの、マイクの電源が入っておらず「バカヤロー(笑)!」と叫んで会場は爆笑に。

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 さらに完成作を「まだ観てないんだ」と衝撃(?)の告白をすると辻監督は「なんで観てくれないの?」とショックを受けた様子。猪木が「恥ずかしいから(笑)」とフォローしたものの辻監督は「今日は衝撃を受けました。でも撮影ですべてを出してもらったので、観ていないのはしょうがないかも」と自らにいい聞かせるように語り、「この作品は僕がファンのアントニオ猪木さんのドキュメンタリーでもある、と思っています」と作品をアピールした。

 そしてトーク中盤では父の日が近いことにちなみ、子役の林から猪木へ手描きの似顔絵がプレゼントされた。予期しなかったサプライズに猪木は泣くようなそぶりを見せ喜びを表現。そしてデビュー50周年で主演作が公開されたことに改めて「タイミングいいですね。超ラッキーです」と感無量の様子。最後には「今の世の中は混乱した時代ですから、ひとつ脳を活性化して元気に! そんな思いを込めて……1、2、3、ダァー!」といつものかけ声で元気よくあいさつを締めくくった。

 『ACACIA-アカシア-』は作家、ミュージシャン、映画監督として多彩な活動を続ける辻仁成の6年ぶりの監督作となるヒューマンドラマ。子どもを亡くした過去を持つ孤独な老人(アントニオ猪木)と、親の愛情を知らない少年(林)が互いに心を通わせるうち、やがてそれぞれが過去の痛みを乗り越える勇気を手にしていく様を温かい視点で描く。

映画『ACACIA-アカシア-』は全国順次公開中

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