「アグリー・ベティ」のアメリカ・フェレーラが戦争の後遺症に苦しむ夫を支える妻を熱演!

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アメリカ・フェレーラ(左)とウィルマー・バルデラマ(右) - Photo-Nobuhiro Hosoki

 人気テレビドラマ「アグリー・ベティ」のアメリカ・フェレーラと、テレビドラマ「アシュトン・カッチャーの70’sショー」のウィルマー・バルデラマが、新作映画『ザ・ドライ・ランド / The Dry Land』(原題)について語ってくれた。

アメリカ・フェレーラが声優を務める映画『ヒックとドラゴン』場面写真

 同作は、妻とも友人とも共有できない戦争の後遺症の苦しみを、イラクから兵役を終えて帰ってきた兵士の内面に迫りながら描いた作品だ。アメリカは戦争の後遺症に苦しむ夫を支える妻を、ウィルマーは軍隊での友人を演じており、どちらもテレビシリーズとは一味違う演技を披露している。

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 アメリカは、なじみのない役柄へのアプローチとして「実際に帰還兵で後遺症に苦しむ夫を持った妻たちと話したの」と自分から積極的に同じ立場の人々とかかわっていったことを明かし、「わたしたちは、第2次世界大戦やベトナム戦争でも精神的に苦しんできた軍人を見てきているのに、いまだイラクから退役した兵士が、ホームレスになって人々にお金を求めていたりする状況があったりするのはおかしいでしょう!」と現在のアメリカの状態に異議を申し立てた。

 ウィルマーも、戦争の後遺症に苦しむ帰還兵を演じるために「ここ2、3年は世界中を旅して回り、その中で多くの退役軍人に会って、イラクも何度か訪れたよ。そうすることによって、感情的な悩みをくみ取ることができたんだ」と入念な役づくりの方法を明かしてくれた。
 
 サンダンス映画祭で上映された本作は、その後も戦争体験者、そして一般客への試写会を行った。戦争体験者に向けた試写会で印象的だったことについてアメリカは、「『わたしたちの苦悩がこの映画ではよく描けているが、これはあくまで氷山の一角なんだ!』と言った人がいて、それが頭に焼き付いているわ」と上映終了後の一幕を教えてくれた。だが逆に、一般向けの試写会では戦争体験者とのギャップを認識させられたこともあり、プロデューサーとしても作品に参加しているアメリカは帰還兵を理解することの重要性を確認したようだ。

 戦争後遺症については知られていないことも多いが、帰還兵における自殺の割合は飛び抜けて多いというデータが出ている。心身のフォローなくして、帰還兵が本当に救われることはない。本作は、戦争を知らない人々にこそ観てもらいたい作品だ。(取材・文:細木信宏 Nobuhiro Hosoki)

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