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戦場カメラマン・渡部陽一が妻に電話をかけるときとは!?その理由を告白!

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わたしには……閉所恐怖症の気が……あります。
わたしには……閉所恐怖症の気が……あります。

 その独特の口調と話術で観客を魅了し、映画『[リミット]』予告編にも出演している戦場カメラマン・渡部陽一が、もしも自分が命の危険にさらされたときはどうするかについて語った。どれも、普段から命の危険と隣り合わせにいる渡部ならではの対処法だ。

 もしも命の危険にさらされたら……考えただけでもぞっとする想像だが、冷静にも渡部は、まず現地人のガイドに電話をかけるという。「携帯電話に搭載されているGPSで居場所を見つけてくれるかもしれない」というのがその理由。戦場という危険な場所で仕事をする人ならではの発想だが、「二人目は妻に電話をかけます。自分がどこにいるのかわからない。それでも、妻の声を聞きたい」という愛妻家の一面ものぞかせた。

 渡部が予告編に出演した映画『[リミット]』は、目を覚ますと地中に埋められたひつぎ型の狭い箱の中に閉じ込められていた男の必死の脱出劇を描いたサスペンス・スリラー。閉所恐怖症の一面があるという渡部は、「(もしも映画と同じ状況になったら)自分が土の中に埋められて助かりたいという思いはありますけれども、妻の声で意識を正常に保つことができる。だからこそ、妻に電話をかけたい。だからこそ、そう思います」と極限状態だからこそ、支えてくれる妻の存在が必要であることを強調。普段家を空けることが多い職業だからこそ、妻のありがたみが一層身に染みるのかもしれない。

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 予告編の出演では、普段撮影する側の自分が撮られる側に回り、「どういった気持ちになるか、とてもよくわかりました」と語った渡部だが、観客としては本作に没頭。「背筋が凍りました」と率直な感想を口にした後で、「観ている側ですけれども、棺おけに入れられてしまっている、そんな気がしました」とあまりの臨場感には驚いた様子だった。

 さらには渡部出演の予告編に似せた、キューピーならぬリミピー主演版の予告編の存在も明らかになった。冒頭には渡部風のキューピーも出演して本作を応援!? こちらの予告はシュールな脱力系だが、戦場カメラマンの渡部さえも恐怖には身をすくめた本作は、新時代のサスペンス・スリラーだ。

映画『[リミット]』は11月6日よりシネセゾン渋谷、池袋HUMAXシネマズほかで公開

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