西島秀俊、イランの巨匠監督に主演として抜擢された理由は「彼以外は不可能」

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最高の笑顔で握手!!アミール・ナデリ監督と西島秀俊

 10日、国際映画祭「第11回東京フィルメックス」開催前イベント<丸カフェ・シネマ塾vol.2>「フィルメックスが待ち遠しい!Part1」が丸の内カフェにて行われ、2011年公開予定の映画『カット / CUT』(原題)でタッグを組んだイランの巨匠アミール・ナデリ監督と主演の西島秀俊が登場し、二人がコラボレーションしたいきさつや、同映画祭の魅力について熱く語った。

西島秀俊主演映画『サヨナライツカ』場面写真

 2005年の東京フィルメックスで出会って一緒に映画を作ることを約束し、5年後にその願いを実現した西島とナデリ監督。西島は「映画祭でいろいろ語り合い、意気投合した監督から『お前は俺と映画を作る運命にある』と言われ、『はい』と答えて、出演に至りました(笑)」と出演のいきさつを語った。そして実際の撮影を振り返り「現場では『誰とも話をするな』と言われて、1か月以上誰とも話さない状態でした。セットの隅にずっと座っていて、ちょっとでもスタッフと話をしたら監督からダメ出しされた(笑)」と当時の苦労を明かした。しかし、結果的には得るものが多かったようで「この映画は僕にとって役者としての転機になったというか、今後も自分は(役者として)やっていけると思わせてくれた作品です!」と本作へのチャレンジにかなりの手応えを感じている様子だった。

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 そんな西島についてナデリ監督は「初めて会ったとき、お互いを待っていたと感じ、近い将来一緒に仕事をするだろうと思いました」と運命的なものを感じた様子。そして実際に一緒に仕事をして「彼が日本的な考え方、今日の日本映画の匂いをわたしの映画に入れてくれました。ヒデさん以外の役者と、この映画を撮ることは不可能。彼はわたしの監督でもあったのです!」と西島を絶賛すると二人はがっちり握手を交わし、まさに相思相愛といった雰囲気を醸し出していた。

 それから、二人の縁結びとも言える同映画祭の魅力について西島は「とにかくハズレがなくて、すごい作品に出会える。学ぶことがすごく多いです」とコメント。これまで、カンヌやヴェネチアなど名だたる映画祭に参加経験のあるナデリ監督は「ほかの映画祭はパーティーや豪華なイベントが多いけど、作品のラインナップがほかの映画祭とかぶることが多くて、新しい作品に出会うことが少ない。フィルメックスはほかの映画祭で観ることができないものを、心を込めて選んで上映している。ここで観るたびに知識が豊かになるし、心がキレイになった気がするんだよ!」と熱く語り、「自分は上映作品を全部観るつもりだし、みなさんもぜひそうして!」と集まった観客に語りかけていた。

 映画『カット / CUT』(原題)は2011年公開予定で、兄からお金を借りて映画を制作する売れない映画監督(西島)が、その兄が亡くなったことで、ヤクザから多額の借金をしていてくれていたことを知り、自分を責めながらも「殴られ屋」として借金返済をしていく様を描く作品。主人公を支えるヒロインで、ヤクザの組員相手にバーテンダーとして働く夜の女を常盤貴子が演じるのも話題となっている。

第11回東京フィルメックスは11月20日から28日まで有楽町朝日ホールほかにて開催

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