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THE BOOM 宮沢和史が被災地への思いを乗せ「島唄」を熱唱 いつしか観客も大合唱に…

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人々の思いを乗せた歌が、海に響いた-宮沢和史
人々の思いを乗せた歌が、海に響いた-宮沢和史 - (C)沖縄国際映画祭

 第3回沖縄国際映画祭のビーチステージで、沖縄のアーティストによる音楽ライブイベント「エール,ラフ&ピースSPライブ」が開催され、THE BOOMの宮沢和史が震災の被災地復興への願いを込めて、「島唄」を熱唱した。

 「東日本大震災が起きてから、とてもステージで歌う気にはなれず、家で一人で歌っていました」と現在の心境を静かに語り出した宮沢は、新曲と共に、大ヒット曲の「島唄」を披露。「この歌は、沖縄の悲しみを歌にした曲です。でも今夜は、東日本への思いを乗せて歌います」と話した宮沢は、被災地に向けて歌詞をかみしめるようにしながら、歌った。ビーチステージの客席を埋め尽くした聴衆もまた、誰からともなく声を合わせて歌い出し、会場はいつしか大合唱に……。

 「ちばりよー(がんばれ)日本!」という、沖縄の人々の祈りが込められたかのような、「島唄よ風に乗り、届けておくれ、わたしの愛を」と力強く歌う声が、海に向かって響いた。

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